この記事の要点
鉄筋コンクリートの単位体積重量は24 kN/m3(または24.5 kN/m3)であり、無筋コンクリートの23 kN/m3に鉄筋重量分の約1 kN/m3を加えた値である。
単位体積重量は建物の自重計算に直接用いる基本的な値であり、RC造の構造計算では必須の定数として覚えておく必要がある。
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鉄筋コンクリートの単位体積重量は24kN/m3です。コンクリート(無筋)の単位体積重量が23kN/m3です。
鉄筋の重量を考慮して1 kN/m3を加えると鉄筋コンクリートの単位体積重量になります。
今回は鉄筋コンクリートの単位体積重量の値、24.5、kn/m3、コンクリートの値との違いについて説明します。
コンクリートの単位体積重量、鉄筋コンクリートの比重は下記が参考になります。
無筋コンクリートの単位体積重量は?1分で分かる値、重量計算、比重との違い、knとの関係
コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響
鉄筋コンクリートの単位体積重量は24kN/m3です。下記をみてください。無筋コンクリート、鉄筋、鉄筋コンクリートの単位体積重量を示しました。
無筋コンクリートの単位体積重量 23 kN/m3
鉄筋の単位体積重量 1 kN/m3
鉄筋コンクリートの単位体積重量 24 kN/m3(=23+1)
上記のように無筋コンクリートの単位体積重量は23 kN/m3です。鉄筋の重量を加えれば24 kN/m3になります。
なおコンクリートの単位体積重量は下記のように「圧縮強度Fc」に応じて変わります。
Fc≦36のとき 23 kN/m3
36<Fc≦48のとき 23.5 kN/m3
48<Fc≦60のとき 24 kN/m3
Fcが大きくなると単位体積重量も重くなる点に注意しましょう。コンクリートの単位体積重量は下記が参考になります。
無筋コンクリートの単位体積重量は?1分で分かる値、重量計算、比重との違い、knとの関係
また鉄筋コンクリートの比重は下記をご覧ください。
コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響
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鉄筋コンクリートの単位体積重量の単位は「kN/m3」を使うことが多いです。似た用語に単位体積質量があります。
「質量」という言葉が付くので「t/m3」のような単位になります。※密度の単位。重量と質量の違い、単位体積重量の意味は下記をご覧ください。
質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係
単位体積重量とは?1分でわかる意味、一覧、土と水の値、記号、求め方
下図をみてください。無筋コンクリートと鉄筋コンクリートを示しました。鉄筋コンクリートに含まれる「鉄筋」の体積は、コンクリート部分に比べるとごく僅かです。
鉄筋自体の単位体積重量はもっと大きい値(78.5kN/m3)です。
ところが鉄筋の体積は、コンクリートの体積に比べると僅かなので、鉄筋コンクリートとしての単位体積重量は「コンクリートの値に1 kN/m3を加えるだけ」になります。
コンクリートの単位体積重量の詳細は下記が参考になります。
無筋コンクリートの単位体積重量は?1分で分かる値、重量計算、比重との違い、knとの関係
鉄筋コンクリートの単位体積重量を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 無筋コンクリート | 23 kN/m3 | Fc≦36の場合 |
| 鉄筋コンクリート | 24 kN/m3 | 無筋+鉄筋重量1 kN/m3 |
| 鉄筋単体 | 78.5 kN/m3 | 体積比率が小さいため影響は1 kN/m3 |
今回は鉄筋コンクリートの単位体積重量について説明しました。鉄筋コンクリートの単位体積重量は24 kN/m3です。
ただしコンクリートの単位体積重量は「強度」に応じて変化します。まずはコンクリートの値を理解しましょうね。下記も併せて勉強しましょう。
無筋コンクリートの単位体積重量は?1分で分かる値、重量計算、比重との違い、knとの関係
コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では「RC造の単位体積重量(24 kN/m3)」と「無筋コンクリート(23 kN/m3)との差」を問う問題が出ます。1 kN/m3の差の意味(鉄筋重量)も覚えましょう。
単位体積重量はスラブや梁・柱の自重計算に使います。床面積×スラブ厚×単位体積重量で自重(kN/m2)を求められます。
比重(密度)との違いも確認しましょう。単位体積重量はkN/m3、密度はkg/m3またはt/m3で表し、重力加速度(9.8 m/s2)で変換できます。