【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
生コンとは硬化する前のコンクリートのことです。正しくはレディミクストコンクリートといいます。固まる前だから「生」のコンクリート、「生コン」というわけです。
今回は、生コンとモルタルの比重、砕石、砂の比重との関係について説明します。※生コン、セメントとモルタルの特徴は、下記が参考になります。
フレッシュコンクリートとは?1分でわかる意味、性質、試験、スランプ
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
生コンとモルタル、砕石、砂などの比重は下記となります。
種類 | 備考 | kN/m3 |
生コン(普通) | Fc≦36 | 23 |
36<Fc≦48 | 23.5 | |
48<Fc≦60 | 24 | |
生コン(軽量1種) | Fc≦27 | 19 |
27<Fc≦36 | 21 | |
生コン(軽量2種) | Fc≦27 | 17 |
生コン(遮蔽用) | - | 22~60 |
モルタル | - | 20 |
砕石 | 乾燥 | 15 |
飽水 | 19 | |
砂 | 乾燥 | 17 |
飽水 | 20 | |
砂利 | 乾燥 | 17 |
飽水 | 21 | |
人工骨材 | 細骨材 | 9~12 |
粗骨材 | 5~8 | |
パーライト | 乾燥 | 0.2~5 |
上記のように、生コンは普通、軽量、遮蔽用で、各比重が変わります。これは骨材が関係しています。後述しました。※骨材については、下記が参考になります。
骨材とは?1分でわかる意味、種類、割合、粗骨材と細骨材の違い
モルタルの比重は、生コンより3小さいです。モルタルには、粗骨材が入っていないからです。※モルタルとコンクリートの違いは、下記が参考になります。
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
生コンの比重は、骨材(砕石)と砂の比重で左右されます。例えば、生コンの軽量2種は、軽量骨材を用いているため、比重が軽いのです。
逆に、遮蔽用コンクリートは、骨材に鉄鉱石など重い材料を使うので、骨材の量によって比重が上下します。遮蔽コンクリートは重くなると、60にもなります。これは鋼に近い重さです。※遮蔽用コンクリートについては、下記が参考になります。
今回は、生コンやモルタルの比重について説明しました。コンクリートは骨材の有無や重量によって、比重も大きく変わる点に注意しましょう。下記の記事・文献も参考になります。
コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート