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無筋コンクリートの比重は、一般的に2.3です。
圧縮強度が大きくなると、その分、無筋コンクリートの比重も2.35、2.4と増えます。
また軽量コンクリートの比重は1.7、1.9、2.1です。今回は無筋コンクリートの比重と値、2.35との関係、鉄筋コンクリートの比重との違いについて説明します。無筋コンクリートの意味、コンクリートの比重は下記が参考になります。
コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響
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無筋コンクリートの比重は2.3です。密度で表すと2.3t/m3です。
ただし、圧縮強度が大きくなると無筋コンクリートの比重も大きくなります。下記に圧縮強度と無筋コンクリートの比重の関係を示します。
Fc≦36N/m㎡ ⇒ 2.3 t/m3
36<Fc≦48 N/m㎡ ⇒ 2.35 t/m3
48<Fc≦60 N/m㎡ ⇒ 2.4 t/m3
Fcは設計基準強度(圧縮強度)です。住宅や小・中規模の建築物は、設計基準強度が36 N/m㎡以下です。よって、無筋コンクリートの比重は2.3が一般的です。
無筋コンクリート、設計基準強度の意味は下記が参考になります。
設計基準強度と品質基準強度の違いと、5分で分かるそれぞれの意味
また、軽量コンクリートの比重は1.9や2.1が一般的です。軽量コンクリートの比重も強度により変わります。下記に示します。
軽量コンクリートI種 Fc≦27N/m㎡ ⇒ 1.9 t/m3
軽量コンクリートⅡ種 27<Fc≦36 N/m㎡ ⇒ 2.1 t/m3
軽量コンクリートⅢ種 Fc≦27N/m㎡ ⇒ 1.7 t/m3
軽量コンクリートの詳細は下記が参考になります。
無筋コンクリートの比重は2.30(2.3)が一般的です。2.35は使いません。2.35は設計基準強度がかなり高い場合です。
無筋コンクリートと鉄筋コンクリートの比重の違いを下記に示します。
無筋コンクリート ⇒ 2.3、2.35、2.4
鉄筋コンクリート ⇒ 2.4、2.45、2.5(無筋コンクリートの比重+1)
上記の通り、鉄筋コンクリートの比重は、無筋コンクリートの比重に1を加えた値です。鉄筋、コンクリートの比重は下記が参考になります。
鉄筋の比重は?1分でわかる重量、d13の重量、sd295、sd345の関係
コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響
今回は無筋コンクリートの比重について説明しました。意味が理解頂けたと思います。
無筋コンクリートの比重は、一般的に2.3です。圧縮強度が大きくなると、無筋コンクリートの比重も変わります。下記も併せて勉強しましょう。
コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響
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