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土粒子の粒径区分とは|細粒分・粗粒分・石分の分類と粒度試験の目的

この記事の要点

土粒子は粒径によって礫・砂・シルト・粘土に区分されます。粒径が大きい順に礫(2mm以上)・砂(0.075〜2mm)・シルト(0.005〜0.075mm)・粘土(0.005mm以下)が基本的な分類です。

粒径区分は地盤の透水性や圧縮性に直接影響します。砂質土は透水性が高く液状化リスクがあり、粘性土は圧縮性が高く長期沈下を起こしやすい、という特性を理解しておくと基礎設計の判断がしやすくなります。

粒度試験(ふるい分析・沈降分析)で粒径分布を調べ、土の分類に用いる。

粒径区分はJISやAASHTO等の規格によって定義されており、設計・施工の基準となる。

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土粒子は粒径により種類が区分されています。大まかに細粒分、粗粒分、石分に区分され、順に土粒子の径が大きくなります。


細粒分には「シルト、粘土」、粗粒分には「砂、礫」があります。


今回は、土粒子の粒径区分と意味、種類と一覧、土粒子の読み方、土の粒度試験の目的について説明します。


土粒子、細粒分、粗粒分の詳細は下記が参考になります。

土粒子の密度とは?1分でわかる意味、公式と計算、目的、比重、単位体積重量

細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)

粗粒分とは|読み方・細粒分との違い・工学的分類(そりゅうぶん)

土粒子の粒径区分は?種類と一覧は?

土粒子は粒径により種類が区分されています。土粒子の粒径区分の一覧を下図に示します。


土粒子の粒径区分


土粒子は大まかに「細粒分、粗粒分、石分」に区分され、順に土粒子の径が大きくなります。


さらに、細粒分は「粘土、シルト」、粗粒分は「砂、礫」に分類されます。土粒子、細粒分、粗粒分の詳細は下記が参考になります。

土粒子の密度とは?1分でわかる意味、公式と計算、目的、比重、単位体積重量

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土粒子の読み方は?

土粒子の読み方は「どりゅうし」です。関係用語の読み方を下記に示します。


・細粒分 ⇒ さいりゅうぶん

・粗粒分 ⇒ そりゅうぶん

・粘土 ⇒ ねんど

・砂 ⇒ すな

・礫 ⇒ れき


土粒子の読み方、細粒分、粗粒分の詳細はは下記をご覧ください。

土粒子の読み方は?1分でわかる意味、密度試験、質量の求め方、体積の求め方は?

細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)

粗粒分とは|読み方・細粒分との違い・工学的分類(そりゅうぶん)

土の粒度試験の目的は?

土の粒度試験の目的は、土に含まれる土粒子の粒径の分布を求めることです。


土の粒度試験により、通過質量百分率などを求め粒径加積曲線を描きます。


土の粒度試験、ふるい分析、通過質量百分率の詳細は下記が参考になります。

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混同しやすい用語

礫(れき):2mm以上の粒子。さらに粗礫・細礫に分けられることもある。

砂:0.075mm以上2mm未満の粒子。粗砂・中砂・細砂に細分される。

シルト:0.005mm以上0.075mm未満の粒子。粘土とよく混同される。

試験での問われ方|管理人の一言

「砂とシルトの境界は0.075mm」「シルトと粘土の境界は0.005mm」という数値は試験でそのまま問われます。表で整理して覚えましょう。(一級建築士 頻出:土粒子の粒径区分(砂0.075mm・シルト0.005mm境界)は令和3年 問89等で出題)

土粒子の粒径区分を整理した表を示します。

区分種類粒径の目安
細粒分粘土・シルト0.075mm以下
粗粒分砂・礫0.075~75mm
石分砂利・岩片75mm超

まとめ

今回は、土粒子の粒径区分について説明しました。土粒子は粒径により種類が区分されます。


比較的、粒径の大きな土粒子は「粗粒分」といい、粒径の細かい土粒子には「シルト、粘土」があります。


土粒子、土の粒度試験の詳細など下記も勉強しましょう。

土粒子の密度とは?1分でわかる意味、公式と計算、目的、比重、単位体積重量

土の粒度試験の目的は?1分でわかる意味、試験方法、ふるい分析、考察の例

土粒子のふるい分析とは?試験方法・粒度曲線の読み方と沈降分析との違い

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理解度チェック

Q.

土粒子の粒径区分(礫・砂・シルト・粘土)の粒径は?

礫(2mm以上)・砂(0.075〜2mm)・シルト(0.005〜0.075mm)・粘土(0.005mm以下)です。

Q.

砂質土と粘性土の特性の違いは?

砂質土は透水性が高く液状化リスクがあり、粘性土は圧縮性が高く長期沈下を起こしやすいです。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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