【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
土の粒度試験の目的は、土の粒度(粒度分布)を把握するためです。土の粒度試験、粒度はJIS A 1204に定義されます。
JISによれば粒度とは、土粒子径の分布状態を質量百分率で表したものです。
なお、縦軸を算術目盛りで通過質量百分率、横軸に土粒子の粒径を対数目盛でとったグラフを「粒径加積曲線」といいます。
つまり粒度(粒度分布)は「粒径加積曲線」を描いて把握します。
今回は、土の粒度試験の意味、試験方法、ふるい分析、考察の例について説明します。
粒径加積曲線、通過質量百分率の詳細は下記が参考になります。
粒径加積曲線とは?1分でわかる意味、有効径、書き方、目盛りの読み方、均等係数の求め方は?
通過質量百分率とは?1分でわかる意味と計算、加積残留率との関係は?
土の粒度試験の目的は、土の粒度(粒度分布)を把握するためです。
土の粒度試験、粒度はJIS A 1204に定義されます。JISによれば粒度とは、土粒子径の分布状態を質量百分率で表したものです。
簡単にいうと「土粒子の全質量に対して各粒径の土粒子の質量が何%であるか」示すものが粒度です。
さて、土の粒度試験には後述する試験方法「ふるい分析、沈降分析」があります。
本試験を行い「通過質量百分率」を算定します。通過質量百分率の詳細は下記をご覧ください。
通過質量百分率とは?1分でわかる意味と計算、加積残留率との関係は?
さらに、縦軸を算術目盛りで通過質量百分率、横軸に土粒子の粒径を対数目盛でとったグラフを「粒径加積曲線」といいます。
つまり、土の粒度は「粒径加積曲線」から把握するのです。粒径加積曲線の詳細は下記が参考になります。
粒径加積曲線とは?1分でわかる意味、有効径、書き方、目盛りの読み方、均等係数の求め方は?
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
土の粒度試験の試験方法には
・ふるい分析
・沈降分析
があります。ふるい分析は粗粒分、沈降分析は細粒分に用いる粒度試験の方法です。
ふるい分析では、名前の通り「ふるい」を用いて土粒子の粒径を分類します。
ふるい分析、沈降分析の詳細は下記が参考になります。
土粒子のふるい分析とは?1分でわかる意味、試験方法、土の粒度試験の目的、沈降分析とは?
土の粒度試験を行うと、下図のような粒径加積曲線が得られます。
前述したように、粒径加積曲線は土粒子の粒度分布を表します。
例えば、グラフAは勾配が緩やかで曲線が横軸の広い範囲に分布しています。
これは、グラフAの土には、大小さまざまな粒径の土粒子が含まれている、ことが分かります。
次にグラフBをみると、曲線の勾配は急で、かつ、比較的粒径の大きな範囲にのみグラフが描かれています。
これは、グラフBの土は「粒径が大きく、比較的均一な大きさの土粒子が含まれている」ことを示唆します。
グラフAとBの土を比較すると、グラフAの土の方が粒度の良い土です。
なお、土の粒度試験を考察する指標として均等係数、曲率係数があります。詳細は下記をご覧下さい。
均等係数とは?1分でわかる意味と計算、単位、大きい、小さいの考え方、曲率係数の求め方は?
曲率係数とは?1分でわかる意味、求め方、単位、目安、均等係数ucの求め方と意味は?
今回は、土の粒度試験の目的について説明しました。土の粒度試験の目的は、土の粒度分布を把握することです。
粒度とは、土粒子径の分布状態を質量百分率で表したものです。粒度を表すグラフに「粒径加積曲線」があります。
粒径加積曲線、ふるい分析の詳細など下記も勉強しましょう。
粒径加積曲線とは?1分でわかる意味、有効径、書き方、目盛りの読み方、均等係数の求め方は?
土粒子のふるい分析とは?1分でわかる意味、試験方法、土の粒度試験の目的、沈降分析とは?
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート