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液性限界試験とは、jisa1205に規定される土質試験の1つです。土の液性限界(広く言えば、土のコンシステンシー)を確認する試験です。
また、液性限界試験と併せて「塑性限界試験」も行います。今回は、液性限界試験の意味と方法、読み方、液性限界の求め方について説明します。
液性限界の詳細は下記が参考になります。
液性限界とは?1分でわかる意味、特徴、求め方、読み方、塑性限界との違い
液性限界試験とは、jisa1205に規定される土質試験の1つです。土のコンシステンシーや液性限界を確認する試験です。
なお、jisa1205には「塑性限界試験」も規定されています。塑性限界、塑性限界試験の詳細は下記をご覧ください。
塑性限界とは?1分でわかる意味、読み方、求め方、液性限界との違い
塑性限界試験とは?1分でわかる意味、試験方法、塑性限界の求め方は?
液性限界試験の試験方法の簡単な流れを下記に示します。なお、試験の詳細、規定等はjisa1205をご覧ください。
① ある含水比のよく練り合わせた試料(粘性土)を用意する
② 液性限界測定器(主として硬質ゴムによる台座、黄銅製の皿、落下装置で構成される)における黄銅皿に①の試料を入れる
③ 試料を入れた後、専用の溝切りを使い、試料の中心部に溝をつくり試料を2つに分ける
④ 約10mmの高さから黄銅皿をゴム台に落下させる(この衝撃により試料の溝が徐々に縮む)
⑤ ④を繰り返し、約15mmに渡り、溝が「閉じる」ときの落下回数を測定する
⑥ ①~⑤の試験について、試料の含水比を変えて4回以上を行う
上記の試験を行うことで、試料の含水比と落下回数Nとの関係が得られます。
さらに、後述するように「縦軸を含水比、横軸を落下回数(対数目盛)」としたグラフ(流動曲線)を描くことで、
液性限界が算定できます。液性限界の詳細は下記が参考になります。
液性限界とは?1分でわかる意味、特徴、求め方、読み方、塑性限界との違い
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液性限界試験の読み方は「えきせいげんかいしけん」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・液性限界 ⇒ えきせいげんかい
・塑性限界 ⇒ そせいげんかい
・収縮限界 ⇒ しゅうしゅくげんかい
・流動指数 ⇒ りゅうどうしすう
・液性指数 ⇒ えきせいしすう
液性限界の求め方を下記に示します。
・液性限界試験を行い試料の含水比と落下回数Nの関係をプロットする
・上記について4回以上行い流動曲線を描く
・得られた流動曲線について、落下回数N=25における含水比を「液性限界」とする
流動曲線の詳細は下記が参考になります。
今回は液性限界試験について説明しました。液性限界試験とは、粘性土の液性限界、コンシステンシーを確認する試験です。
Jisa1205に規定されます。なお、jisa1205には塑性限界試験も規定されます。液性限界、塑性限界の意味など下記も併せて勉強しましょう。
液性限界とは?1分でわかる意味、特徴、求め方、読み方、塑性限界との違い
塑性限界とは?1分でわかる意味、読み方、求め方、液性限界との違い
塑性限界試験とは?1分でわかる意味、試験方法、塑性限界の求め方は?
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