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液性限界(えきせいげんかい)とは、塑性状態から液状態の境界における粘性土の含水比のことです。
塑性状態の粘性土が液性限界を超えると「液状」になります。粘性土は含まれる水の量(含水比)で固体~液体になる性質を持ちます。
これを土のコンシステンシーと言うのです。今回は液性限界の意味、特徴、求め方、読み方、塑性限界との違いについて説明します。
塑性限界、含水比の詳細は下記も参考になります。
塑性限界とは?1分でわかる意味、読み方、求め方、液性限界との違い
液性限界(えきせいげんかい)とは、塑性状態から液状態の境界における「粘性土の含水比」のことです。
塑性状態では土は自由に形を変えます(形を作ることが可能)。液状の土は、水と同様に形をつくれません。
よって、塑性状態の土が液性限界を超えると「液状態(ドロドロした水)」になるのです。
土は含まれる水の量(含水比)によって固体~液体になる性質を持ちます。この性質を土のコンシステンシーといいます。
下図をみてください。縦軸が土の体積、横軸が土の含水比です。含水比の詳細は下記が参考になります。
土は含水比により「固体⇒半固体⇒塑性状態⇒液状」と性質を変えます。各状態に移り変わる時の含水比は、それぞれ下記の通りです。
・固体⇒半固体の境界における含水比 : 収縮限界
・半固体⇒塑性状態の境界における含水比 : 塑性限界
・塑性状態⇒液状の境界における含水比 : 液性限界
なお、液性限界の値は土の種類(粘土、シルト、ローム)によって変わります。
液性限界の求め方はJIS A 1205に規定されています。塑性限界、収縮限界の詳細は下記も参考になります。
塑性限界とは?1分でわかる意味、読み方、求め方、液性限界との違い
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液性限界は「えきせいげんかい」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
塑性限界 ⇒ そせいげんかい
収縮限界 ⇒ しゅうしゅくげんかい
塑性指数 ⇒ そせいしすう
コンシステンシー限界 ⇒ こんしすてんしーげんかい
塑性限界、コンシステンシー限界の詳細は下記が参考になります。
塑性限界とは?1分でわかる意味、読み方、求め方、液性限界との違い
コンシステンシー限界とは?1分でわかる意味、含水比との関係、塑性限界、液性限界の違い
液性限界と塑性限界の違いを下記に示します。
液性限界 ⇒ 土が塑性状態から液状態に変わる境界の含水比
塑性限界 ⇒ 土が半固体状から塑性状態に変わる境界の含水比
液性限界、塑性限界共に「粘性土の含水比」のことです。粘性土は含水比によって固体~液状と性質を変えます。
各状態に移り変わる境界の含水比を「○○限界」というのです。塑性限界の詳細は下記も参考になります。
塑性限界とは?1分でわかる意味、読み方、求め方、液性限界との違い
今回は液性限界について説明しました。液性限界とは、粘性土が塑性状態から液状に変化するときの境界の含水比です。
似た用語に塑性限界、収縮限界があります。また、これらをまとめてコンシステンシー限界ともいいます。
塑性限界とは?1分でわかる意味、読み方、求め方、液性限界との違い
コンシステンシー限界とは?1分でわかる意味、含水比との関係、塑性限界、液性限界の違い
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