この記事の要点
塑性図とは、縦軸に塑性指数Ip、横軸に液性限界WLをとったグラフです。粘性土の分類(粘土・シルトなど)に使います。
塑性図のA線(Ip=0.73(WL-20))より上に位置すれば粘土(C)、下はシルト(M)に分類されます。
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塑性図とは縦軸に塑性指数Ip、横軸に液性限界をとったグラフです。
塑性図は粘性土の小分類の判定などに用います。
たとえば、塑性図においてIpが所定の値以上となれば「粘土」、以下は「シルト」と判断します。
今回は、塑性図の意味と見方、読み方、塑性指数、液性指数の求め方について説明します。
塑性指数、液性限界の詳細は下記が参考になります。
塑性指数とは?1分でわかる意味、求め方、大きい、小さいの意味、液性限界、塑性限界の求め方は?
液性限界とは?1分でわかる意味、特徴、求め方、読み方、塑性限界との違い
塑性図とは、縦軸に塑性指数Ip、横幾に液性限界WLをとったグラフです。
下図に塑性図を示します。塑性図は、地盤材料の工学的分類における細粒土の小分類などに用います。
上図のように、塑性図にA線(Ip=6、Ip=0.73(WL-20))、B線(WL=50)を引きます。
このとき、A線より上に位置する土は「粘土(C)」と判定、A線より下になる土は「シルト(M)」と判定します。
さらに、B線より左の土は低液性限界(L)、右の土は高液性限界(H)とします。
よって、塑性図に描いたA線、B線より、粘性土は下記の4つに分類されます。
・シルト(低液性限界)
・シルト(高液性限界)
・粘土(低液性限界)
・粘土(高液性限界)
なお、塑性指数は大きいほど「粘土が多く含まれる」ことが分かります。塑性指数の求め方は下記が参考になります。
塑性指数とは?1分でわかる意味、求め方、大きい、小さいの意味、液性限界、塑性限界の求め方は?
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塑性図の読み方は「そせいず」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・塑性指数 ⇒ そせいしすう
・塑性限界 ⇒ そせいげんかい
・液性限界 ⇒ えきせいげんかい
・液性指数 ⇒ えきせいしすう
塑性指数、液性指数の求め方を下記に示します。なお、WLは液性限界、Wpは塑性限界、Wnは自然含水比です。
・塑性指数Ip ⇒ Ip=WL-Wp
・液性指数IL ⇒ (Wn-Wp)/Ip
液性指数の詳細は下記が参考になります。
液性指数の求め方は?1分でわかる計算式、液性限界、塑性限界の求め方、流動曲線とは?
混同しやすい用語
塑性図と流動曲線は全く異なるグラフです。塑性図はIp vs WLのグラフで土の分類に使い、流動曲線はw vs Nのグラフで液性限界の測定に使います。
塑性図のA線とU線(Ip=0.9(WL-8))の位置関係を混同しないようにしましょう。実際の土はA線とU線の間に分布します。
塑性図を整理した表を示します。
| 項目 | 塑性図の区分 | 特徴 |
|---|---|---|
| A線より上 | 無機質の粘土(CL・CH) | 塑性が高い |
| A線より下 | 有機質土・シルト(ML・MH) | 圧縮性が高い |
| CH領域 | 高塑性粘土(WL≥50%) | 体積変化が大きい |
今回は、塑性図について説明しました。塑性図とは縦軸に塑性指数、横軸に液性限界をとったグラフです。
塑性図は粘性土における小分類の判定等に用います。塑性指数、液性限界、塑性限界の詳細は下記が参考になります。
塑性指数とは?1分でわかる意味、求め方、大きい、小さいの意味、液性限界、塑性限界の求め方は?
液性限界とは?1分でわかる意味、特徴、求め方、読み方、塑性限界との違い
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では「塑性図のA線の式」と「粘土かシルトかの判定方法(A線より上か下か)」が問われることがあります。
塑性図を使った土の小分類判定は地盤調査報告書でも使われます。横軸WL・縦軸Ipのグラフ形式を正確に覚えましょう。