この記事の要点
コンシステンシーとは、含水比の変化によって土の状態(固体・半固体・塑性・液体)が変化する性質です。粘性土に特有の性質です。
コンシステンシーの状態変化の境界となる含水比を「コンシステンシー限界」といい、液性限界・塑性限界・収縮限界の3種類があります。
この記事では、コンシステンシーとは何か、スランプとどう違うのか、どのような限界があるのかを整理します。
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コンシステンシーとは、含水比の変化により土の状態が変わる性質です。
粘性土は含水比(土に含まれる水の割合)に応じて状態が変化します。
たとえば、新品の粘土は柔らかく形を作りやすいですが、数日遊ぶと固くボソボソになり、放置すると乾いて完全に固まります。
しかし、水を与えてやれば、また元のように柔らかくなります。
今回は、コンシステンシーの意味、スランプとの違い、コンシステンシー限界について説明します。
コンシステンシー限界、含水比の詳細は下記が参考になります。
コンシステンシー限界とは?含水比・液性限界・塑性限界・収縮限界の違い
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コンシステンシーとは、含水比(土に含まれる水の割合)の変化により土(粘性土)の状態が変わる性質です。粘性土は含水比に応じて下記の状態に変化します。
含水比が少ない順に
・コチコチ ⇒ パサパサ ⇒ ネバネバ ⇒ ドロドロ
と土の状態は変化します。実際に粘土で遊ぶとよく分かります。新品の粘土は柔らかく形を変えやすいですが、数日遊ぶと粘土内の水分が減ってやや硬くなります。そのまま放置すると水分が無くなって完全に固まります。
しかし、水を与えてやれば元の状態と同様に、柔らかく形を作りやすくなります。これは、粘土がコンシステンシーを持つ土だからです。コンシステンシーの詳細は下記も参考になります。
コンシステンシー限界とは?含水比・液性限界・塑性限界・収縮限界の違い
コンシステンシーとスランプの違いを下記に示します。
・コンシステンシー ⇒ 含水比の変化により土の状態が変わる性質。含水比の小さい順から「コチコチ ⇒ パサパサ ⇒ ネバネバ ⇒ ドロドロ」と状態が変わる
・スランプ ⇒ スランプコーンの天端からコーンを引き抜いた後の生コンの天端までの距離。
スランプ値が大きいほど柔らかいコンクリートを意味する。
コンクリートの柔らかさを表す指標ともいえる。
コンシステンシー限界とは、粘性土が状態変化する境界の含水比である
・液性限界
・塑性限界
・収縮限界
の総称です。液性限界、塑性限界、収縮限界の詳細は下記が参考になります。
液性限界とは?意味・読み方と求め方・塑性限界との違い(土のコンシステンシー)
塑性限界(そせいげんかい)とは?読み方・求め方・液性限界との違い
収縮限界とは?意味・求め方と塑性限界・液性限界の関係(土のコンシステンシー)
混同しやすい用語
コンシステンシーとスランプは似た概念ですが、コンシステンシーは土の状態変化の性質全般、スランプはコンクリートの流動性を測る試験値です。
コンシステンシーは粘性土の性質で、砂質土にはあまり当てはまりません。砂は含水比が変わっても塑性を示しません。
コンシステンシーを整理した表を示します。
| 状態 | 含水比 | 性質 |
|---|---|---|
| 固体(コチコチ) | 最小 | 固まっている状態 |
| 塑性状態(ネバネバ) | 中間 | 自由な形を作れる |
| 液状態(ドロドロ) | 最大 | 液体のため形を作れない |
今回は、コンシステンシーについて説明しました。
コンシステンシーとは、含水比の変化により土の状態が変わる性質です。
粘土は含水比が小さいほど固く、含水比が大きくなると柔らかく、含水比が大きすぎると液体のようになります。
土の状態が変わるときの境界の含水比に「液性限界、塑性限界、収縮限界」があり、これらをコンシステンシー限界といいます。
下記も併せて勉強しましょう。
コンシステンシー限界とは?含水比・液性限界・塑性限界・収縮限界の違い
液性限界とは?意味・読み方と求め方・塑性限界との違い(土のコンシステンシー)
塑性限界(そせいげんかい)とは?読み方・求め方・液性限界との違い
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