この記事の要点
原位置試験とは、ボーリング孔内や地盤表面で直接地盤の性質を測定する試験の総称だ。室内試験(採取した試料を実験室で調べる)と違い、地盤の不攪乱状態での特性をその場で把握できる利点がある。
代表的な原位置試験には、N値を測定する標準貫入試験(SPT)、地表から載荷する平板載荷試験(PLT)、軟弱粘性土のせん断強度を測るベーンせん断試験などがある。サウンディング試験は貫入・回転抵抗から地盤の固さを推定する総称で、スウェーデン式サウンディング(SWS)が住宅地盤調査で広く使われている。
この記事では、原位置試験とは何か、原位置試験はどう読むのか、どのような原位置試験があるのか、標準貫入試験とは何かを整理します。
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原位置試験(げんいちしけん)とは、現地で直接、地盤の性質等を調べる試験です。
代表的な試験に「標準貫入試験」や「平板載荷試験」があります。例えば平板載荷試験は、現地で地盤の強度を調べる試験です。
その他に現場透水試験などがあります。今回は原位置試験の意味、読み方、標準貫入試験、サウンディング試験との違いについて説明します。
標準貫入試験、サウンディング試験の詳細は下記が参考になります。
標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類
スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)とは?地耐力の求め方と限界
原位置試験(げんいちしけん)とは、現地で直接、地盤の性質を調べる試験です。
例えば、現地で直接地盤の強度を計測するような試験のことです。原位置試験の種類を下記に整理しました(一例)。
・標準貫入試験(サウンディング試験の1つ)
・孔内水平載荷試験
・平板載荷試験
・現場透水試験
特に標準貫入試験やスウェーデン式サウンディング試験、平板載荷試験などが一般的です。詳細は下記が参考になります。
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原位置試験は「げんいちしけん」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
平板載荷試験 ⇒ へいばんさいかしけん
標準貫入試験 ⇒ ひょうじゅんかんにゅうしけん
現場透水試験 ⇒ げんばとうすいしけん
孔内水平載荷試験 ⇒ こうないすいへいさいかしけん
平板載荷試験、孔内水平載荷試験の詳細は下記が参考になります。
平板載荷試験と地耐力算定式の違い|試験結果の読み方と実務での注意点を解説
原位置試験とサウンディング試験の違いを下記に示します。
原位置試験 ⇒ 現地で直接、地盤の性質を調べる試験
サウンディング試験 ⇒ 抵抗体の付いたロッドを地盤に貫入し、回転、引抜きの抵抗値等から土の強度等を調べる試験
前述したようにサウンディング試験の1つに標準貫入試験があります。詳細は下記が参考になります。
標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類
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混同しやすい用語
室内試験
室内試験は採取した試料を実験室で分析する試験です(三軸圧縮試験など)。
原位置試験が現地で直接地盤を調べるのに対して、室内試験は試料を持ち帰り実験室で詳細な力学特性を把握します。
原位置試験を整理した表を示します。
| 試験名 | 種別 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 標準貫入試験 | サウンディング試験の一種 | N値取得・土質確認 |
| 平板載荷試験 | 原位置試験 | 地盤の支持力(地耐力)測定 |
| 孔内水平載荷試験 | 原位置試験 | 地盤の変形特性・水平抵抗測定 |
今回は原位置試験について説明しました。原位置試験とは、現地で直接、地盤の性質を調べる試験です。
例えば、建物をつくる地盤の強度を直接計測する試験などのことです(平板載荷試験という)。
代表的な試験が標準貫入試験です。下記も併せて勉強しましょう。
標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類
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