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無水掘りとは、水や泥水を使用しないで掘削することです。地下水位の確認を行うため、一般的に行う掘削方法です。
今回は、無水掘りの意味、ボーリング調査との関係、清水掘りとの違いについて説明します。
※ボーリング調査については、下記の記事が参考になります。
ボーリング調査ってなに?すぐに分かるボーリング調査と標準貫入試験
無水掘りとは、水や泥水を使わないで掘削することです。ボーリング調査を行うさいの、一般的な掘削方法です。
ボーリング調査では、地下水位の位置を確認します。水を使って掘削すると、実際の地下水位の位置が判別しにくいです。よって、水を使わない無水掘りとします。
地下水位のある地盤は、液状化の恐れがあります。また、基礎の支持力計算に影響します。
水は、基礎を劣化させる原因にもなるので、地下水位の位置は精度よく測定すべきです。
なお、無水掘りが不可の場合、清水掘りとできます。
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前述したように、ボーリング調査では地下水位の確認が必要です。
地下水位を精度よく測定するため、無水掘りを原則とします。ボーリング調査の意味は、下記の記事が参考になります。
ボーリング調査ってなに?すぐに分かるボーリング調査と標準貫入試験
ただし、ベントナイト溶液を用いて掘削する場合、孔内の泥水を清水に置き換え、
人為的に水位を変化させ、水位の変動が停止した位置を測定します。※ベントナイトは下記の記事が参考になります。
ベントナイトとは?1分でわかる意味、建築での使い方、成分、種類
ベントナイトを用いて掘削すると、孔壁が崩れにくいです。この膜が水を通しにくく、実際の水位がわかりません。そこで、水位を人為的に変化させる必要があります。
無水掘りと清水掘りとの違いを下記に整理しました。
無水掘り ⇒ 水や泥水を使わず掘削すること
清水掘り ⇒ 真水を使用して掘削すること
今回は無水掘りについて説明しました。無水掘りは、ボーリング調査での掘削の方法です。
地下水位の位置を精度よく測定するために必要です。無水掘りの代替方法として、清水掘りがあります。
ボーリング調査の意味は、下記の記事が参考になります。
ボーリング調査ってなに?すぐに分かるボーリング調査と標準貫入試験
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