【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
礫質土(れきしつど)とは礫を多く含んだ土です。礫(れき)とは径2.0mm~75.0mmの土粒子です。
礫質土の厳密な定義では「粗粒分を50%超含み、砂分より礫分が多い土」です(※地盤材料の工学的分類方法より)。
その他、砂を多く含んだ土を砂質土、粘土・シルトを多く含む土を粘性土といいます。
今回は礫質土の意味、読み方、砂質土との違い、n値との関係について説明します。
礫層、砂質土、粘性土の詳細は下記が参考になります。
砂質土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、内部摩擦角、n値との関係
粘性土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、液状化、内部摩擦角
礫質土(れきしつど)とは礫を多く含んだ土です。大きめの石を「礫」と考えればよいです。
また、礫質土の厳密な定義によれば「粗粒分を50%超含み、砂分より礫分の多い土」が礫質土です。
礫は径2.0mm~75.0mmの土粒子で、径の大きさによる「細礫」「中礫」「粗礫」に分類されます。
なお、粗礫より径が大きくなると「岩石(がんせき)」に分類されます。下図に礫の分類を示しました。
また砂を多く含んだ土を「砂質土」、粘土・シルトを多く含んだ土を「粘性土」といいます。砂質土と粘性土の詳細は下記が参考になります。
砂質土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、内部摩擦角、n値との関係
粘性土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、液状化、内部摩擦角
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
礫質土は「れきしつど」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
砂質土 ⇒ れきしつど
粘性土 ⇒ ねんせいど
礫 ⇒ れき
礫層 ⇒ れきそう
礫の詳細は下記も参考になります。
礫とは?1分でわかる意味、大きさ、読み方、細礫、中礫、粗礫とは?
礫質土と砂質土の違いを下記に示します。
礫質土 ⇒ 礫を多く含んだ土。粗粒分を50%超含み、砂分より礫分の多い土
砂質土 ⇒ 砂を多く含んだ土。粗粒分を50%超含み、粒径が2.0mm以下の土
砂質土の詳細は下記をご覧ください。
砂質土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、内部摩擦角、n値との関係
礫質土のn値は、砂質土や粘性土に比べて大きいです。
建築基準法では地盤の種類別で地耐力が規定されています(地盤調査しない場合の目安の値)。
この値によると礫層の地耐力は300kN/㎡です。n値ではおよそ30程度で、比較的強い地盤といえます。
実際に私が構造設計した地盤でいえば、礫層のn値は40や50など、かなり耐力の高い地盤が多かったです。
n値の意味、礫質土の地耐力は下記が参考になります。
n値とは?1分でわかる意味、目安、求め方、地盤、n値40や50の地耐力
今回は礫質土について説明しました。礫質土とは礫を多く含んだ土です。
厳密な定義によると「粗粒分を50%超含み、砂分より礫分の多い土」です。
礫の径、n値との関係も理解しましょうね。下記も参考になります。
砂質土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、内部摩擦角、n値との関係
粘性土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、液状化、内部摩擦角
n値とは?1分でわかる意味、目安、求め方、地盤、n値40や50の地耐力
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート