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礫層(れきそう)とは、2.0~75mmの礫で構成される地層(地盤)のことです。
礫は土粒子の中でも粒径が大きい部類に入ります。また礫は細礫、中礫、粗礫に分類されます。
礫は粒が大きいので、一般的用語の「石」と考えてもよいでしょう(厳密には礫と石は分類が違います)。
今回は礫層の意味、読み方、特徴、地盤の強さについて説明します。なお礫は大きく分けて粗粒分に分類されます。
粗粒分、細粒分の詳細は下記をご覧ください。
粗粒分とは?1分でわかる意味、読み方、細粒分との違い、工学的
細粒分とは?1分でわかる意味、読み方、粘性土、液状化との関係
礫層(れきそう)とは、2.0~75mmの礫で構成される地層(地盤)のことです。
下図をみてください。砂、礫は土粒子の粒の径で決定します。2.0~75mmの土粒子径が礫です。
川に行くと丸みを帯びた石がありますよね。あれが「礫」です。
一般的には「石」というかもしれませんが、土質学的な分類では「礫と石は違うもの」です。
なお、石は75mm超の径を持ちます。
単に「礫」といっても径により3つの種類があります。
細礫 ⇒ 2.0~5.0mm
中礫 ⇒ 5.0~20.0mm
粗礫 ⇒ 20.0~75.0mm
また上図の通り、礫は「粗粒分(そりゅうぶん)」に分類されます。粗粒分の意味は下記をご覧ください。
粗粒分とは?1分でわかる意味、読み方、細粒分との違い、工学的
細粒分とは?1分でわかる意味、読み方、粘性土、液状化との関係
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礫層は「れきそう」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
細礫 ⇒ さいれき
中礫 ⇒ ちゅうれき
粗礫 ⇒ それき
粗粒分 ⇒ そりゅうぶん
粗礫、粗粒分の詳細は下記をご覧ください。
粗礫とは?1分でわかる意味、読み方、粗粒分、粗粒土の意味と読み方は?
粗粒分とは?1分でわかる意味、読み方、細粒分との違い、工学的
礫の特徴を下記に示します。
粒径が大きい(2.0~75mm)
角張ったり、丸みを帯びている粒状
地盤のN値が大きい(地盤の強度が高い)
前述したように礫層はN値が大きいです。N値が大きい=地盤の強度が高いといえます。
建築基準法施行令93条では地盤調査しない場合の地盤の許容応力度が示されています。その値によれば、
密実な礫層の許容応力度=300kN/㎡
と規定されています。N値として大きい値で、仮に礫層が地盤の表層に出るのなら直接基礎で建物の重さを支えることが可能でしょう。
※地盤の許容応力度、N値は下記が参考になります。
地盤の許容応力度は?1分でわかる意味、告示式、計算法、地耐力
n値とは?1分でわかる意味、目安、求め方、地盤、n値40や50の地
今回は礫層について説明しました。礫層は、礫で構成される地層です。礫とは2.0~75mmの径の土粒子です。
また礫は細礫、中礫、粗礫に分類されることも覚えてくださいね。その他、粗粒分や細粒分の意味も勉強しましょう。
下記が参考になります。
粗礫とは?1分でわかる意味、読み方、粗粒分、粗粒土の意味と読み方は?
粗粒分とは?1分でわかる意味、読み方、細粒分との違い、工学的
細粒分とは?1分でわかる意味、読み方、粘性土、液状化との関係
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