この記事の要点
平均粒径D50とは、通過質量百分率が50%のときの粒径。
D10(有効径・透水係数推定)、D30・D60(均等係数・曲率係数の計算)も重要な粒径。
これらは粒径加積曲線から読み取る値で、地盤評価・土分類に使われる。
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平均粒径d50とは、通過質量百分率50%における粒径です。通過質量百分率(以降、通過率)とは土粒子の全質量に対して各ふるいを何%の質量の土粒子が通過したか示すものです。
たとえば平均粒径が1mmの場合、1mmより小さい粒径の土粒子は、土粒子全体の質量に対して50%が通過したことを意味します。
なお、粒径加積曲線から平均粒径d50が得られます。今回は、平均粒径d50の意味と求め方、D10、D30、D60の意味について説明します。
粒径加積曲線、通過質量百分率の詳細は下記が参考になります。
粒径加積曲線とは?1分でわかる意味、有効径、書き方、目盛りの読み方、均等係数の求め方は?
通過質量百分率とは?1分でわかる意味と計算、加積残留率との関係は?
平均粒径d50とは、通過質量百分率50%における粒径です。下図に粒径加積曲線を示します。
粒径加積曲線とは、縦軸に通過質量百分率(以降、通過率)、横軸に粒径(対数目盛)をとったグラフです。
下図について縦軸が50%の位置に横線を引いて、グラフと交わった点から垂直線を引けば「平均粒径d50」が分かりますね。
なお、通過質量百分率とは、土粒子の全質量に対して各ふるいを何%の質量の土粒子が通過したか示します。
例えば、平均粒径d50が0.5mmであれば、それより小さい粒径の土粒子は、土粒子全体の質量に対して50%が通過したことを意味します。
粒径加積曲線、通過質量百分率の詳細は下記が参考になります。
粒径加積曲線とは?1分でわかる意味、有効径、書き方、目盛りの読み方、均等係数の求め方は?
通過質量百分率とは?1分でわかる意味と計算、加積残留率との関係は?
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D10、D30、D60の意味を下記に示します。
・D10 ⇒ 通過質量百分率が10%の粒径
・D30 ⇒ 通過質量百分率が30%の粒径
・D60 ⇒ 通過質量百分率が60%の粒径
なお、上記の値を用いて土の粒度分布を表した値に「均等係数」と「曲率係数」があります。均等係数、曲率係数の求め方は下記の通りです。
・均等係数 ⇒ D60/D10
・曲率係数 ⇒ D302/(D10×D60)
なお、均等係数、曲率係数共に無次元数です。詳細は下記が参考になります。
均等係数とは?1分でわかる意味と計算、単位、大きい、小さいの考え方、曲率係数の求め方は?
曲率係数とは?1分でわかる意味、求め方、単位、目安、均等係数ucの求め方と意味は?
混同しやすい用語
D50(平均粒径):通過百分率50%の粒径。土の代表粒径として使われる。
D10(有効径):通過百分率10%の粒径。透水係数の推定式(ハーゼン)で使用。
D60:通過百分率60%の粒径。均等係数Uc=D60/D10 の計算に使用。
平均粒径d50を整理した表を示します。
| 記号 | 通過質量百分率 | 主な用途 |
|---|---|---|
| D10(有効径) | 10% | 透水係数の推定(ハーゼン式) |
| D30 | 30% | 曲率係数の計算(D30²/D10×D60) |
| D50(平均粒径) | 50% | 土の代表粒径・粒度評価 |
| D60 | 60% | 均等係数の計算(D60/D10) |
今回は、平均粒径d50について説明しました。平均粒径d50とは、通過質量百分率が50%の粒径です。
似た用語にD10、D30、D60があります。また、これらは土の粒度の判定に役立ちます。粒径加積曲線、均等係数など下記も勉強しましょう。
粒径加積曲線とは?1分でわかる意味、有効径、書き方、目盛りの読み方、均等係数の求め方は?
均等係数とは?1分でわかる意味と計算、単位、大きい、小さいの考え方、曲率係数の求め方は?
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
粒径加積曲線からD10・D30・D50・D60を読み取る作業は試験の基本です。縦軸の通過百分率の値から横軸の粒径を正確に読む練習をしましょう。