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転圧とは?締固めとの違い・ローラー・ランマーの使い分け・品質管理基準

この記事の要点

転圧とは、ローラーなどの機械で地盤・路盤・盛土を圧縮して締め固める施工です。

土の密度を高めて安定化を図り、根切り底など乱された土に対して行います。

締固めは転圧を含む広い意味で使われ、本記事ではローラー・ランマー・砕石や砂との関係を解説します。

転圧とは、ローラーなどの機械で地盤・路盤・盛土を圧縮して締め固める施工のことです。

転圧と締固めは似た言葉ですが、締固めは転圧を含む広い意味で使われることもあります。機械の種類としては、振動ローラー・タンデムローラー・タイヤローラー・ランマー等があり、締め固める材料(砕石・砂・粘性土等)によって使い分けます。

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転圧とは、ローラーやランマ―などを用いて、土を締め固めることです。

土の密度を高め、安定化を図ります。

例えば、根切り底など乱された土に対して転圧を行います。

今回は、転圧の意味、締固めとの違い、ローラー、ランマ―、砕石や砂との関係について説明します。

下記も参考になります。

床付けとは|掘削底を水平に揃える地業作業・転圧・砕石との関係

根切りとは|意味・根切り深さ・山留・埋戻しとの関係

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転圧とは?

転圧とは、ローラーやランマ―などを用いて、土を締め固めることです。下図をみてください。乱された土や、密度が小さい砂の上は、柔らかくて不安定です。


転圧と乱された土


そこで転圧を行い、土を締固めます。土を締め固めると密度が大きくなり(体積が小さくなるからですね)、安定性が増します。


掘削した根切り底など乱された土では転圧を行います。根切り底、乱された土の意味は、下記が参考になります。

根切りとは|意味・根切り深さ・山留・埋戻しとの関係

床付けとは|掘削底を水平に揃える地業作業・転圧・砕石との関係

転圧の読み方

転圧は「てんあつ」と読みます。関係用語の読み方は下記です。


締固め ⇒ しめかため

転圧と締固めの違い

転圧と締固めの違いを下記に示します。


転圧 ⇒ 締固めの種類の1つ。ローラー(ロードローラーなど)やランマ―を用いて土を締め固めること

締固め ⇒ 土(砂など)に圧縮力を加え、密度を大きくすること。

転圧とローラー、ランマ―、砕石や砂との関係

転圧を行うとき、ローラーやランマ―を用います。使用する転圧機械により、締固めの効果も変わります。


当然、ロードローラーやタイヤローラーなどの大型機械の方が、ランマ―より転圧範囲が広いです。これらは機械の自重(機械自身の重さ)で締め固めます。一方、ランマ―は小型機械で自重は小さいですが、振動を与えるため転圧効果は高いです。


転圧機械の特性に応じて、「砕石の締固め」「砂の締固め」などを使い分けます。転圧機械の種類も併せて調べてみましょう。

まとめ

今回は転圧の意味について説明しました。

理解頂けたと思います。

転圧は、土を締め固めることです。

乱された土などの密度を高め、安定化を図ります。

転圧では、転圧機械を用います。

転圧機械の種類は、ローラーやランマ―がありますが、さらに細かく種類があるので調べてくださいね。

下記も参考になります。

根切りとは|意味・根切り深さ・山留・埋戻しとの関係

床付けとは|掘削底を水平に揃える地業作業・転圧・砕石との関係

転圧の計算例(締固め度)

条件
現場の乾燥密度ρd1.85 t/m3
室内試験の最大乾燥密度ρd(max)1.90 t/m3

締固め度D(%)= ρd / ρd(max) × 100 = 1.85 / 1.90 × 100 ≒ 97.4%

道路・宅地造成では締固め度90%以上(室内締固め試験の最大乾燥密度に対して)が品質管理の基準とされることが多い。

答え:締固め度≒97.4%(基準90%以上を満足)

転圧機械の種類の比較表

機械の種類原理主な用途
ロードローラーローラーの自重による圧力道路路盤・舗装面の締固め
振動ローラー振動+静的荷重砕石・砂・砂質土の締固め
ランマー衝撃による締固め狭い場所・構造物周辺の締固め
タンパー平板による衝撃粘性土の締固め

よくある誤解

一問一答

Q. 転圧とは何か?

A. ローラーや機械を使って土・砕石に繰り返し荷重を加え、密度を高めて安定化させる締固め作業のこと。

Q. 締固め度とは何か?

A. 締固め度=現場の乾燥密度÷室内試験の最大乾燥密度×100(%)。

90~95%以上が品質管理の目標値とされることが多い。

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理解度チェック

Q.

転圧とは?

ローラーなどの機械で地盤・路盤・盛土を圧縮して締め固める施工です。土の密度を高めて安定化を図ります。

Q.

転圧と締固めの違いは?

締固めは転圧を含む広い意味で使われることもあります。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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