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根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係

根切りとは、地面を掘る工事のことです。建築物には、必ず基礎が必要です。基礎は地盤下につくるため、地面を掘らないと工事できません。今回は、根切りの意味、山留め、埋戻しとの関係、根切り深さについて説明します。また、埋戻しは下記の記事が参考になります。

埋戻しとは?1分で分かる埋戻し土の種別とA種の特徴


※根切り深さと似た用語で、根入れ深さがあります。全く違う意味なので、注意してください。根入れ深さについては下記の記事が参考になります。

根入れ深さってなに?1分でわかる意味と直接基礎との関係

根切りとは?

根切りとは、地面下の基礎やピットをつくるため、地面を掘る工事のことです。根切りは土工事の1つで、山留め、埋戻しと大きく関係します(後述しました)。


下図をみてください。左側は元の状態で、ここに建物をつくる計画です。建物の基礎は、地面の下に埋める必要があります。地面下に埋めないと、基礎の地耐力が得られません。また、基礎が地表に表れると危ないですね。基礎を地面に埋めるには、地面を掘る必要があります。よって、右側の図のように地面を掘ります。


これが根切りです。

根切り

根切りと根切り深さ

根切りの深さを「根切り深さ」といいます。根切り深さが深く、敷地が狭い場合、山留めが必要です。下図に根切り深さを示します。

根切り深さ

根切り、山留め、埋戻しの関係

建築物の土工事では、下記の3種類があります。


この順番で工事を行います。まず、基礎底、捨てコンクリートや砕石の厚みに応じて、根切り深さを決定します。※基礎底、捨てコンクリートについては下記の記事が参考になります。

根入れ深さってなに?1分でわかる意味と直接基礎との関係

捨てコンクリートの基礎知識と、役割


根切りが深い場合、土が崩れないように「山留め」が必要です。但し、敷地が広ければ、土が崩れない勾配で、土をカットすることも可能です。これをオープンカット工法といいます。

山留め壁と根切り

オープンカットと根切り


オープンカットは、山留め工法の1つです。※オープンカットについては下記の記事が参考になります。

オープンカットとは?1分でわかる意味、規準と角度、メリット


山留め壁を設けた後、必要な範囲、深さ分、根切りを行います。基礎構造ができあがった後、土を埋め戻します。※埋戻しは下記の記事が参考になります。

埋戻しとは?1分で分かる埋戻し土の種別とA種の特徴

まとめ

今回は根切りについて説明しました。根切りの意味が理解頂けたと思います。建築物の工事は、必ず根切りを行います。実務では当たり前に使う用語なので覚えてくださいね。また根切りと山留め、埋戻しとの関係も理解してください。山留めの方法の1つとして、オープンカット工法があります。下記の記事が参考になります。

オープンカットとは?1分でわかる意味、規準と角度、メリット

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