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床付けは、地業工事を行うため、地盤面を水平に掘り揃えることです。
床付け面を基準に砕石、捨てコンクリート工事を行い、そこから墨出し等行います。
床付けは、建築工事で重要な作業です。今回は床付けの意味、床付けの手順、転圧、砕石の関係について説明します。
※地業工事、根切りについては下記が参考になります。
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床付けとは、地盤面を水平に掘り揃えることです。
まず、根切りを行います。このとき、バックホウなどの重機を用いて地盤を掘ります。※根切りの意味は下記をご覧ください。
根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係
バックホウは、地盤を沢山掘ることに適していますが、地盤を水平に均すこと、丁寧に掘る作業は向きません。
よって、ある程度まで掘削した後は、手掘りや小型重機などを用います。
所定の根切り深さに達したら、その面を水平に整えます。この、所定の深さに「水平」に掘り揃える作業が、床付けです。床付けした面を「床付け面」といいます。
床付け面が水平でないと(凸凹だと)、砕石や捨てコンクリートが水平に打てないことは、想像できますね。
砕石、捨てコンクリートの精度が、その後の建物の精度に繋がります。床付けは、けっして疎かにできません。※砕石、捨てコンクリートの意味は下記が参考になります。
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床付けは「とこづけ」と読みます。床付け面は「とこづけめん」です。
床付けを行うまでの流れ(手順)を下記に示しました。
まずは根切りを行う前、山留めを行います。山留めを行った後、根切りをします(工法により、根切りと山留め工事は前後する)。
根切りで、所定の根切り深さに近づいたら、水平面になるよう掘り揃えます(床付けする)。山留めの意味は下記が参考になります。
山留めとは?1分でわかる意味、種類、土留めとの違い、根切りとの関係
床付け面は、注意しても誤って乱してしまう(床付け面を掘ってしまう)ことがあります。
下図をみてください。床付け面を乱した場合、元の地盤より強度が低下しているので、転圧を行います。
床付け⇒転圧の後、砕石をしきます。その後、捨てコンクリートを打設します。※転圧、捨てコンクリートは下記が参考になります。
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今回は床付けについて説明しました。床付けの意味が理解頂けたと思います。
床付けは、精度よく地業工事を行うため重要な作業です。
また、床付けと工事の流れ、根切りや山留め、埋戻しの関係も理解したいですね。
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