この記事の要点
木造住宅の設計で、内装仕上げの方向性を決めるとき大壁か真壁かの選択が出てくる。
洋室・クローゼット系は大壁が一般的で、和室・構造現しの場合は真壁が選ばれることが多い。
耐力壁の観点では、大壁のほうが施工しやすく面材耐力壁との組み合わせも容易だ。
真壁は施工手間がかかるが、柱を見せることで和の意匠になる。
設計意図によって使い分ける基準を整理する。
柱は壁の内側に隠れます。
この記事では、大壁とは何か、真壁とどう違うのかを整理します。
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大壁とは、木造で柱の外側から張る壁のことです。
柱は壁の内側に隠れます。
逆に、柱と柱の間に壁を仕上げる方法を、真壁といいます。
今回は、大壁の意味、読み方、メリット、真壁との違いについて説明します。
※木造建築の特徴は、下記の記事が参考になります。
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大壁とは、木造建築で、柱の外側から張る壁のことです。下図をみてください。柱の外側に壁があります。これが大壁です。柱は壁に隠れて見えません。
洋風建築では、大壁にすることが多いです。後述する真壁に比べて、施工が簡単です。また、柱が見えないので、少々節があっても、外観・内観上問題ないです。
大壁の読み方は、「おおかべ」です。真壁は「しんかべ」と読みます。
大壁のメリットを下記に整理しました。
・施工が簡単
・コストが安い
大壁は、真壁に比べて施工が簡単です。柱の外側に壁があるので、壁から柱に向けて釘を打ち留めます。一方、真壁は柱と柱の間に壁を仕上げるので、柱に「ちりじゃくり」を設けるなど、細工が必要です。大壁は施工が簡単な分、コストも安いです。
大壁のデメリットは、
真壁に比べて部屋が狭くなること
です。下図をみてください。真壁と大壁の断面図です。大壁は、柱の太さ分、壁が部屋の内側にでてきます。真壁は、柱の断面の中に仕上がるので、部屋の大きさが変わりますね。元々狭い空間を、大壁で仕上げると、部屋が狭く感じるでしょう。
大壁と真壁の違い
大壁と真壁の違いを下記に整理しました。
大壁 ⇒ 柱の外側に仕上げた壁のこと
真壁 ⇒ 柱の中に仕上げた壁のこと
大壁では、柱の外側に壁を仕上げます。よって、柱の断面は見えません。施工が簡単で、コストも安いです。
一方、真壁は柱と柱の間に壁を仕上げます。柱の断面が部屋の内側や、建物の外側から見えます。柱を見せた時は、真壁とします。ただし、壁が納まるよう柱に細工が必要です。
大壁と真壁の違い
大壁を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 定義 | 柱の外側から張る壁 | 柱が壁に隠れる |
| メリット | 施工が簡単でコストが安い | 洋風建築に多い |
| 真壁との違い | 大壁は柱が見えない、真壁は柱が見える | 真壁は部屋が広い |
今回は大壁について説明しました。意味が理解頂けたと思います。大壁の意味、真壁との違いを覚えましょう。また、大壁のメリット・デメリットを理解してください。下記の記事も併せて参考になります。
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大壁とは何で、真壁とどう違いますか?
大壁(おおかべ)は木造で柱の外側から張る壁のことで、柱は壁に隠れて見えません。逆に柱と柱の間に壁を仕上げる方法を真壁(しんかべ)といい、柱の断面が部屋の内側や建物の外側から見えます。柱を見せたいときは真壁とします。洋風建築では大壁にすることが多いです。
大壁のメリット・デメリットは?
メリットは、真壁に比べ施工が簡単(柱の外側に壁があり、壁から柱に向けて釘を打ち留めるだけ)でコストも安く、柱が見えないので少々節があっても外観・内観上問題ない点です。デメリットは、真壁に比べ部屋が狭くなること(柱の太さ分、壁が部屋の内側に出るため)です。真壁は柱の断面の中に仕上がります。
