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せん断応力(せん断応力度)の記号はτ(たう)です。せん断応力の単位は「N/m㎡」が一般的です。なお、建築の構造力学では「せん断応力度」が材料力学でいう「せん断応力」です。建築では応力と応力度を明確に分けるのですが、本記事では「せん断応力=せん断応力度」として解説します。今回はせん断応力の記号、意味、読み方、単位、許容せん断応力とせん断ひずみの記号について説明します。せん断応力の意味、各応力の記号は下記が参考になります。
せん断応力とは?1分でわかる意味、公式と計算法、記号、平均せん断応力
建築分野の方は「応力と応力度の違い」を理解しましょう。下記が参考になります。
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せん断応力の記号はτ(たう)です。小文字のtに似ていますが、τはギリシャ文字の1つで下図に示す形をしています。
せん断応力とは、せん断力Qを作用する断面積で割った値です。よって、せん断応力τは下式で算定します。
τ=Q/A
上式によるせん断応力を「平均せん断応力」といいます。せん断応力の求め方、詳細は下記が参考になります。
せん断応力とは?1分でわかる意味、公式と計算法、記号、平均せん断応力
τの読み方は「たう」です。関係記号の読み方を下記に示します。
Q(せん断力) ⇒ きゅー
γ(せん断ひずみ) ⇒ がんま
τa(許容せん断応力) ⇒ たうえー
せん断応力の単位は「N/m㎡」を使うことが多いです。N/m㎡に限らず「単位面積当たりの力」で表せばよいです。例えば、N/㎡やkN/㎡、N/c㎡でも良いでしょう。ただし、せん断応力の値の桁数が大きくなりすぎないよう、単位に気を使う必要があります。
応力の単位は下記も参考になります。
応力の単位は?1分でわかる換算、種類、読み方、n、mpa、n/m㎡の使い方
許容せん断応力の記号は「τa(たうえー)」などを使います。aはAllowableの頭文字をとっています。なお、許容せん断応力を英語に訳すとAllowable stressです。許容せん断応力に限らず、下添え字に「小文字のa」を付ければ「許容○○応力」を表す記号になります。
許容せん断応力の詳細は下記をご覧ください。
せん断ひずみの記号はγ(がんま)で表します。せん断ひずみγ=δ/hで算定します。δはせん断力による変形量、hは物の長さ(高さ)です。せん断ひずみの求め方は下記が参考になります。
せん断ひずみとは?1分でわかる意味、式と求め方、記号、γ、ねじりとの関係
今回は、せん断応力の記号について説明しました。せん断応力の記号はτ(たう)です。関係用語の記号も覚えておきましょう。せん断力はQ、せん断ひずみはγ、許容せん断応力はτaなどを使います。また、建築分野では「せん断応力」と「せん断応力度」は意味が違います。下記も併せて勉強しましょうね。
せん断応力とは?1分でわかる意味、公式と計算法、記号、平均せん断応力
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