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鉄筋の40dは「定着長さ」や「継手長さ」の寸法を表す値です。「d(でぃー)」は、鉄筋の呼び径を意味します。
鉄筋径がD25のとき40d=1000mmです。D25の公称直径は25.4mmですが、呼称である呼び径を用いて計算するので注意してください。
今回は鉄筋の40dの意味、重ね継手、定着長さの40dについて説明します。重ね継手、定着長さの詳細は下記が参考になります。
鉄筋の40dとは、定着長さや継手長さの寸法を表す値です。40dの「d(でぃー)」は、鉄筋の呼び径を意味します。
鉄筋の呼び径とは鉄筋の呼称で、D10の「10」のようにDの後につく数字です。
鉄筋の呼び径は実際の直径を表すわけでは無いですが、dの値には呼び径を用います。例えばD25の40dを計算すると、40d=40×25=1000mmです。
ちなみに40dは「定着長さ」「継手長さ」共に、比較的長い寸法です。
例えば小梁、スラブの下端筋の定着長さは重要度がやや落ちるので20dや10dといった寸法が規定されています。
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鉄筋の重ね継手とは下図に示す鉄筋の接合です。重ね継手の40dは、鉄筋が重なり合う部分の長さです。
重ね継手部の寸法はコンクリートの設計基準強度、フックの有り無し、鉄筋の材質で決定します。
下記の表が参考になります。SD295A、Fc=21のフック無しで40dになりますね。
重ね継手の詳細は下記をご覧ください。
鉄筋の定着長さとは、異なる部材に鉄筋を定着させるときの寸法です。例えば柱の鉄筋を梁に定着するときの定着長さを下図に示します。
鉄筋の定着長さも、重ね継手と同様にコンクリートの設計基準強度や鉄筋の材質で変わります。下表に示しました。
定着長さの詳細は下記が参考になります。
今回は鉄筋の40dについて説明しました。40dは定着長さや重ね継手の寸法を表す値です。
40dの「d(でぃー、でー)」は鉄筋の呼び径を意味します。下記も併せて勉強しましょうね。
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