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余長(よちょう)とは、鉄筋のフックの折り曲げ終点以降の長さです。
余長を設けることで鉄筋の定着性を高めます。また、高力ボルトのナット以降の長さです。高力ボルトの余長は、ネジ山を3山以上とします。
今回は余長の意味、読み方、鉄筋とボルトの関係について説明します。鉄筋のフック、高力ボルトの意味は下記が参考になります。
余長(よちょう)とは、鉄筋のフックの折り曲げ終点以降の長さです。また、高力ボルトのナット以降の長さです。下図をみてください。これが鉄筋の余長です。
また、鉄筋の余長は折り曲げ角度で変わります。下表に示します。
考え方ですが、折り曲げ角度が急になるほど定着性が高いです。角度180度の方が、90度よりもキツイ角度です。
よって、折り曲げ角度180度の余長は、90度に比べて短くて済みます。折り曲げ角度は、180度、135度、90度があります。これ以外の折り曲げ角度は使いません。
また、余長は鉄筋の呼び径に比例します。D10で折り曲げ角度180度の余長は、40mmです。鉄筋とフックの意味は、下記が参考になります。
高力ボルトの場合は、ナット以降の長さが余長です。一般的に、3山以上の長さとします。高力ボルト、ネジ山の意味は、下記が参考になります。
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余長は「よちょう」と読みます。関係用語の読み方を、下記に示します。
鉄筋 ⇒ てっきん
定着 ⇒ ていちゃく
折り曲げフック ⇒ おりまげフック
異形鉄筋の種類、定着の意味、折り曲げフックの意味は、下記が参考になります。
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定着とは?1分でわかる意味、鉄筋、L2、建築、アンカーボルトとの関係
今回は余長について説明しました。意味が理解頂けたと思います。余長は、鉄筋やボルトで用いる用語です。
余長(よちょう)とは、鉄筋のフックの折り曲げ終点以降の長さです。
それぞれ、どの部分が「余長」に該当するか理解しましょう。特に、鉄筋の余長は、折り曲げ角度が変わると余長も変わります。
定着性を高めるため、鉄筋のフックは一般的なので是非覚えましょう。下記が参考になります。
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