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AE剤とは、コンクリート中に空気泡を混入する混和剤です。空気泡がコンクリート中に入ることで、コンクリートが練り混ぜやすく作業性が良くなります。
AE剤の主な成分は界面活性剤です。界面活性剤はシャンプーに使う成分の1つです。シャンプーは指通りがよく、ツルツル滑りますよね。
界面活性剤には表面を滑りやすくする効果があります。AE剤も、コンクリートに同様の効果を与えます。
今回はAE剤の意味、効果、添加量、減水剤との関係について説明します。高性能AE減水剤、混和剤など下記が参考になります。
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AE剤とは、コンクリート中に空気泡を混入する混和剤です。
空気泡がコンクリート中に入ることで、コンクリートの練り混ぜや打ち込みの作業性が良くなります(ワーカビリティが良くなる)。ワーカビリティの詳細は下記が参考になります。
ワーカビリティとは?1分でわかる意味、スランプ、AE減水剤との関係
AE剤の主要成分は界面活性剤です。
界面活性剤はシャンプーなどに入っている成分で、表面を滑りやすくする効果があります。シャンプーを手で触るとツルツルして滑りますよね。
またAE剤は、コンクリートのワーカビリティが向上するため、練り混ぜ水を減らすことができます。
AE剤は空気泡を混入するのでコンクリートの圧縮強度は低下しますが、水を減らす分コンクリートの圧縮強度を高めることが可能です。
AE剤の性能を下表に示します。
AE剤の効果を下記に示します。
コンクリートのワーカビリティが向上する
凍結融解作用に対する抵抗性が改善
空気泡により圧縮強度が低減するが、水量を減らして圧縮強度を高めることも可能
AE剤の添加量は、各メーカーの製品を確認しましょう。例えば、あるメーカーのAE剤では標準使用量が「セメント質量に対して1.0wt%」としています。
セメント量に対してAE剤を多くすると、空気量が増加しワーカビリティが改善されます。空気量が過大になるとコンクリート強度が低下するので注意が必要です。
また空気量が改善する分、水量を減らすことも忘れないでくださいね。
混和剤には、AE剤の他に減水剤もあります。減水剤は、セメント粒子の分散作用によりワーカビリティ改善、スランプや強度を得るために使用されます。
AE剤とは違い、主要成分に界面活性剤は使いません。なおAE剤と減水剤を組み合わせた混和剤をAE減水剤といいます。詳細は下記をご覧ください。
今回はAE剤について説明しました。AE剤は、コンクリート中に空気泡を混入する混和剤です。
空気泡が入ることでコンクリートの練り混ぜ、打ち込み作業が行いやすくなります。コンクリートのワーカビリティが改善する、といいます。
AE剤と似た用語に減水剤、AE減水剤もあります。下記をご覧ください。
ワーカビリティとは?1分でわかる意味、スランプ、AE減水剤との関係
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