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フレッシュコンクリートとは、まだ硬化していないコンクリートのことです。「生コン」ともいいます。
鉄筋コンクリート造は、柱や梁、壁の形をつくる型枠の中に、生コンを打設します。その後、所定の期間、養生を行い、硬化するのを待ちます。
今回はフレッシュコンクリートの意味、性質、試験、スランプについて説明します。
フレッシュコンクリートは、まだ硬化していないコンクリートです。実務では、生コンといいます。型枠に打設する前のコンクリートは粘性のある液体です。
打設する前のコンクリートは、フレッシュコンクリートと考えてください。
※型枠、打設の意味は下記が参考になります。
型枠とは?1分でわかる意味、種類、セパレーター、支保工との関係
コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点
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フレッシュコンクリートは、下記の性質が大切です。
・ワーカビリティ
・流動性(スランプの程度)
フレッシュコンクリートの仕事のしやすさを、ワーカビリティといいます。水が多量に含まれ、仕事がしやすいコンクリートはワーカビリティに優れています。
一方で、流動性の高いフレッシュコンクリートは、骨材が分離しやすく問題があります。
そこで、フレッシュコンクリートの流動性を規定する試験が、スランプ試験です。
スランプ試験では、スランプの上限値が規定され、フレッシュコンクリートの流動性が過剰に高くならないよう規定します。
※ワーカビリティ、スランプ試験は下記が参考になります。
スランプ試験ってなに?スランプコーンとスランプ値、Fcとの関係
フレッシュコンクリートは粘性のある液体なので、色々な試験を行い品質を確保します。フレッシュコンクリートの試験は下記です。
・スランプ試験
・空気量
・温度
・塩化物量
それぞれ説明します。
フレッシュコンクリートの流動性をはかる試験です。詳細は下記が参考になります。
スランプ試験ってなに?スランプコーンとスランプ値、Fcとの関係
フレッシュコンクリートの空気量は、3.0~6.0%程度におさめます。フレッシュコンクリートの空気量は、下記が参考になります。
コンクリートの空気量とは?1分でわかる規格、単位、許容値、計算式
コンクリートの打ち込み時の気温が25℃を超える場合や、寒中コンクリートなど、必要に応じてフレッシュコンクリートの温度を計測します。暑中コンクリート、寒中コンクリートは、下記が参考になります。
暑中コンクリートとは?1分でわかる意味、読み方、温度補正、打込み温度
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法
鉄筋は、塩化物により錆びます。よって、塩化物量が所定の規定以下であることを確認します(試験の詳細は省略しました)。
フレッシュコンクリートの流動性の程度を測る試験として、スランプ試験があります。フレッシュコンクリートは、流動性が大きいと仕事がしやすいです(ワーカビリティーが良い)。
しかし、流動性が大きいと粗骨材が分離しやすいです。流動性に関する品質を確保する目的でスランプ試験を行います。
スランプ試験ってなに?スランプコーンとスランプ値、Fcとの関係
一方で、フレッシュコンクリートの粘性が高いと、仕事がしにくいです。フレッシュコンクリートは、ワーカビリティ、スランプ値の両方が適切になるよう設定します。ワーカビリティは下記の記事が参考になります。
今回はフレッシュコンクリートの意味について説明しました。フレッシュコンクリートは、固まっていないコンクリートのことです。
型枠に打設する前のコンクリートと考えていいでしょう。フレッシュコンクリートは、ワーカビリティ、流動性の性質が重要です。
スランプ試験ってなに?スランプコーンとスランプ値、Fcとの関係
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