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混和材は、コンクリートを調合する際に混ぜる薬剤のことです。コンクリートの調合で必要不可欠です。
今回は、混和材の目的と種類について説明します。混和材にはAE剤、AE減水剤などがあります。
混和材は、コンクリートを調合する際に混ぜる薬剤のことです。
コンクリートは、水、骨材、セメントで出来ていると思われがちですが、そこに混和材も必要不可欠です。
混和材の大きな目的は、ワーカビリティやスランプ、強度の改善です。
コンクリートの強度を高めるとき、水セメント比を小さくすれば良いです(単位水量を少なく又はセメント量を多く)。
水セメント比とは?1分でわかる定義、計算法、単位水量との関係
しかし、水量を少なくすればワーカビリティが悪くなるため(練り混ぜや打設が困難)、あまり水を少なくできません。その両者の問題を解決する存在が、混和材なのです。
※混和材はワーカビリティやスランプと密接な関係があります。下記が参考になります。
スランプ試験ってなに?スランプコーンとスランプ値、Fcとの関係
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混和材の種類には、下記があります。
AE剤を入れることで、ワーカビリティと凍結融解作用を改善します。AE剤は空気を混入するのですが、この空気が凍結融解を防ぎます。下記が参考になります。
減水剤は、ワーカビリティの改善、スランプ、強度の改善が可能です。
AE減水剤は、AE剤と減水剤の両方の特性を持つ薬剤です。こちらのほうが一般的です。
AE減水剤の高性能版です。最近はごく当たり前に使用されます。下記が参考になります。
流動化剤はワーカビリティの改善が可能です。主に流動化コンクリートに使用されます。
硬化促進剤は、寒中コンクリート工事で使用されます。寒いとコンクリートの硬化が遅くなります。
強度の発現を進めるため(硬化を促進するため)、硬化促進剤を使います。
これらは界面活性剤の1つです。界面活性剤は、いわゆる石鹸やシャンプーと似ています。石鹸で体を洗うとツルツル滑ります。
その特性を、コンクリートにも活かします。界面活性剤の効果で、水を入れなくても流動性が生まれます。
※寒中コンクリートは下記が参考になります。
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
今回は、混和材について説明しました。混和材は、コンクリートを調合する際に混ぜる薬剤のことです。混和材は石鹸やシャンプーのような界面活性剤を用いていること。
水を減らすために、「ツルツル滑るオイルを入れた」と考えれば分かりやすいです。併せて下記も参考にしてください。
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