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d16とは直径が16mmの異形鉄筋という意味です。d16は主に、スラブや小梁の主筋に使います。
今回は、d16の鉄筋径、重量、断面積、価格について紹介します。異形鉄筋の詳細な規格は下記も参考になります。
D10とは?1分でわかる意味、読み方、鉄筋のサイズ、断面積の関係
D19とは?1分でわかる意味、重ね継手、重量、異形鉄筋との関係
d16の規格を下表に示します(その他の径も参考になります)。
呼び径 | 最外径 | 単位重量(kg/m) | 断面積(m㎡) | 周長(mm) |
D6 | - | 0.249 | 32 | 20 |
D8 | - | 0.389 | 50 | 25 |
D10 | 11 | 0.560 | 71 | 30 |
D13 | 14 | 0.995 | 127 | 40 |
D16 | 18 | 1.56 | 199 | 50 |
D19 | 21 | 2.25 | 287 | 60 |
D22 | 25 | 3.04 | 387 | 70 |
D25 | 28 | 3.98 | 507 | 80 |
D29 | 33 | 5.04 | 642 | 90 |
D32 | 36 | 6.23 | 794 | 100 |
D35 | 40 | 7.51 | 957 | 110 |
D38 | 43 | 8.95 | 1140 | 120 |
D41 | 46 | 10.5 | 1340 | 130 |
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d16の呼び径は「16」です。ただし異形鉄筋なので、円形の周りにリブがついています。よってリブの高さを考慮した最外径は下記で計算します。
上記より、d16の最外径は18mmです。
リブはコンクリートとの付着性を高めるものです。よって鉄筋としての耐力には考慮しません(付着が高まるので間接的に関係します)。
d16の重量は、1.56kg/mです。鉄筋は形鋼に比べると重量が軽いですが、鉄筋本数が多いと経済的に影響します。主にスラブや梁として使う鉄筋です。
d16の断面積は199m㎡です。d16は鉄筋径としては小径です。主にスラブに使いますが、荷重の負担が大きなスラブはd16とします。
d16の価格は、東京都、2018年9月現在の値で下記です。※鉄筋の価格は常に変動するので今後の価格は実際に調べてくださいね。
・72000円/t(50~200tの場合)
・73000円/t(20~50t)
・80000円/t(1~5t 小口)
d16に限らず、t(トン)数によって価格が変わります。小口(少ない量)で発注するほど価格が割高ですね。
さて、前述したd16の重量は1.56kg/mでした。1tの鉄筋を用意すると、d16は何本分必要でしょうか(長さは1.0mとします)。下記をみてください。
例えば一般的な建物のスパン6.0mで考えると、100本程度です。d16は結構軽い材料だといえます。
今回はd16の規格について紹介しました。ほかの鉄筋については下記が参考になります。
D10とは?1分でわかる意味、読み方、鉄筋のサイズ、断面積の関係
D19とは?1分でわかる意味、重ね継手、重量、異形鉄筋との関係
また、d16の価格は常に変動します。今回紹介した価格は参考にとどめておいて、各自調べてくださいね。
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