建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 鉄筋コンクリート造の基礎 > d22の鉄筋とは?1分でわかる重さ、断面積、求め方、外径、価格

d22の鉄筋とは?1分でわかる重さ、断面積、求め方、外径、価格

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


異形鉄筋は記号で「D〇」と書きます。「〇」の部分には、鉄筋の呼び径を示す数値が入ります。


d22は小梁、大梁、柱など、色々な部材に使う鉄筋です。材質はsd345となります。


今回は、d22の意味、重さ、断面積、断面積の求め方、d22の外径、d22の価格について説明します。

鉄筋のサイズと呼び径の関係、必ずわかる鉄筋サイズの覚え方

D10とは?1分でわかる意味、読み方、鉄筋のサイズ、断面積の関係

D19とは?1分でわかる意味、重ね継手、重量、異形鉄筋との関係

d22の鉄筋とは?

d22は、異形鉄筋のサイズの1つです。d22の鉄筋は、小梁、大梁、柱など比較的、色々な部材に使う鉄筋径です。材質はsd345です。

sd345とは?1分でわかる意味、ヤング率、許容応力度、sd295aとの違い


d22より1つ小さい鉄筋径はd19、1つ大きい鉄筋径がd25です。良く使う鉄筋径なので覚えてくださいね。下記の記事も参考になります。

鉄筋のサイズと呼び径の関係、必ずわかる鉄筋サイズの覚え方

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

LINEで質問したい方はこちら ⇒ 【好評】管理人にLINEで質問してみよう

d22の重さ

d22の重さは下記です。

上記は長さ当たりの重量です。例えば、d22の本数が6本で、長さが6.0mのとき、d22の全重量は、

です。

d22の断面積

d22の断面積は、

です。正式名称は、公称断面積です。鉄筋径の断面積は、JISで規定されます。よって、自分で計算した値を使わないよう注意してください(単純に、円の断面積では無い)。


なお、前述したd22の単位重量は、

d22の断面積の求め方

d22の断面積は、JISで規定されます。よって、自分で計算した値を使いません。※ただし、公称断面積を思い出せない時、概算として断面積を計算したいとき、下記で断面積を求めます。


dは呼び径の半分です。例えば、d22の呼び径は22です。上式より、

で、公称断面積に近い値となりました。

d22の外径

d22の外径は、

です。公称直径といいます。d22の外径は下記が参考になります。

鉄筋のサイズと呼び径の関係、必ずわかる鉄筋サイズの覚え方

d22の価格

d22の価格は、

程度です。上記の値は、あくまで参考です。


また価格の単位は「円/t」です。d22の鉄筋1tで、7~8万円という意味です。鉄筋は1本当たりの重さが小さいです。


鉄筋はなるべく減らして経済設計に努めるべきですが、鉄筋は軽いので、納まりとのバランスを考えましょう。


1つの梁で、鉄筋本数をバラバラにするより、納まりが悪ければ通し筋にしても良いと考えます。

まとめ

今回はd22の意味、断面積、重量、価格などについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。d22は実務で良く使う鉄筋径です。


構造設計の仕事をしていると、d22の断面積は暗記しています。d22だけでなく、他の鉄筋径の断面積も暗記すると良いですね。

鉄筋のサイズと呼び径の関係、必ずわかる鉄筋サイズの覚え方

sd345とは?1分でわかる意味、ヤング率、許容応力度、sd295aとの違い

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


▼スポンサーリンク▼

▼【好評!】管理人おすすめ▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

noteで学ぶ建築士試験の構造

ゼロから建築士試験の構造を勉強しよう~!

ゼロから学ぶ建築士試験の構造

【好評】LINEで質問!

管理人に質問してみる?

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

【初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

▼【好評!】管理人おすすめ▼

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 鉄筋コンクリート造の基礎 > d22の鉄筋とは?1分でわかる重さ、断面積、求め方、外径、価格
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事