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コンクリートの締固めとは?1分でわかる意味、留意点、機械、間隔

この記事の要点

コンクリートの締固めとは、打設後にバイブレーターを使用してコンクリートを型枠の隅々まで充填し、空洞・欠陥を防ぐ作業です。

内部振動機(バイブレーター)の挿入間隔は50cm以下が目安で、過度の振動はブリーディングを増加させます。

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コンクリートの締固めとは、コンクリートを打設後、型枠中のコンクリートが分離せず型枠の隅々まで均一に充填させる作業です。


例えば打設したコンクリート内部に空洞ができたら大問題です。そういった問題がないよう、コンクリートの打設後は必ず締固めを行います。


今回は、コンクリートの締固めの意味、留意点、機械、間隔について説明します。コンクリートの打ち込みについては、下記が参考になります。

コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点

コンクリートの締固めとは?

コンクリートの締固めを行う理由を下記に示します。


豆板、コールドジョイントなどコンクリートの欠陥を生じさせないため

型枠の隅々まで密実かつ均質にコンクリートを充填させるため


※コールドジョイント、型枠の意味は下記が参考になります。

コールドジョイントとは?1分でわかる意味、打ち継ぎとの違い、問題点

型枠とは?1分でわかる意味、種類、セパレーター、支保工との関係


上記のように、コンクリートの品質に大きな影響がある作業です。よって、コンクリートの打ち込み後は必ず「締固め」を行います。

コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点

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コンクリートの締固めの機械

コンクリートの締固めに使う機械として振動機があります。棒状の形をしており、高周波の振動起こすことでコンクリート内部を均一にします。


例えば、公称棒径45mm以上の振動機を使うことが多いです。

コンクリートの締固めの間隔

コンクリートの締固め間隔の規定を下記に示します。


・打ち込みした層ごとに行い、打ち込み層の下層に振動機先端を垂直に入れる

・締固め間隔は60cmごとに行う

・1カ所あたり5~15秒程度行う(コンクリート表面にセメントペーストが浮き上がるまで)


詳細は下記の書籍が参考になります。

建築工事標準仕様書・同解説 5―JASS 5 2018 鉄筋コンクリート工事

コンクリートの締固めと留意点

型枠内には鉄筋が配置されています。振動機が鉄筋に触れると、所定の構造性能を満足しなくなる可能性もあります(鉄筋のあき、鉄筋のかぶりなど)。


できるだけ触れないよう留意し、不具合が発生した場合は修正が必要です。

混同しやすい用語

突き固め(つきかため)

棒などでコンクリートを突いて締め固める手動の方法で、小規模施工や振動機が使えない箇所に用います。

突き固めは手動による機械的な圧密を行う方法であるのに対して、締固めは振動機(バイブレーター)を用いてコンクリート内の気泡・空隙を除去する標準的な施工方法であり、効率・品質が異なります。

タンピング(tamping)

コンクリート表面を木ごてや板でたたき、骨材を沈め表面を密実にする作業です。

タンピングは打設後の表面処理として行う仕上げ作業であるのに対して、締固めは打設中に内部の空隙を取り除くために行う作業であり、実施するタイミングと目的が異なります。

試験での問われ方|管理人の一言

試験ではバイブレーターの挿入間隔(50cm以下)と、過振動によるブリーディング増加のリスクが問われます。

コンクリートの締固め不足(ジャンカ・空洞発生)と、過度の締固め(材料分離・ブリーディング)の両面を理解しましょう。

締固め機械(内部振動機・型枠振動機・棒形振動機)の種類と適用場面も整理しておくと役立ちます。

コンクリートの締固めを整理した表を示します。

項目内容備考
締固めに使う機械振動機(バイブレーター)、公称棒径45mm以上内部振動機が一般的
締固め間隔60cmごと、1カ所あたり5?15秒程度表面にセメントペーストが浮くまで
目的豆板・コールドジョイント等の欠陥防止、均一充填鉄筋への接触は避ける

まとめ

今回はコンクリートの締固めについて説明しました。コンクリートの分離を始め、有害な欠陥を除去するために締固めが必要です。

打ち込み⇒締固めを必ず行います。下記も併せて勉強しましょう。

コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点

建築工事標準仕様書・同解説 5―JASS 5 2018 鉄筋コンクリート工事

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