【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
コンクリートの締固めとは、コンクリートを打設後、型枠中のコンクリートが分離せず型枠の隅々まで均一に充填させる作業です。
例えば打設したコンクリート内部に空洞ができたら大問題です。そういった問題がないよう、コンクリートの打設後は必ず締固めを行います。
今回は、コンクリートの締固めの意味、留意点、機械、間隔について説明します。コンクリートの打ち込みについては、下記が参考になります。
コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点
コンクリートの締固めを行う理由を下記に示します。
豆板、コールドジョイントなどコンクリートの欠陥を生じさせないため
型枠の隅々まで密実かつ均質にコンクリートを充填させるため
※コールドジョイント、型枠の意味は下記が参考になります。
コールドジョイントとは?1分でわかる意味、打ち継ぎとの違い、問題点
型枠とは?1分でわかる意味、種類、セパレーター、支保工との関係
上記のように、コンクリートの品質に大きな影響がある作業です。よって、コンクリートの打ち込み後は必ず「締固め」を行います。
コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
コンクリートの締固めに使う機械として振動機があります。棒状の形をしており、高周波の振動起こすことでコンクリート内部を均一にします。
例えば、公称棒径45mm以上の振動機を使うことが多いです。
コンクリートの締固め間隔の規定を下記に示します。
・打ち込みした層ごとに行い、打ち込み層の下層に振動機先端を垂直に入れる
・締固め間隔は60cmごとに行う
・1カ所あたり5~15秒程度行う(コンクリート表面にセメントペーストが浮き上がるまで)
詳細は下記の書籍が参考になります。
建築工事標準仕様書・同解説 5―JASS 5 2018 鉄筋コンクリート工事
型枠内には鉄筋が配置されています。振動機が鉄筋に触れると、所定の構造性能を満足しなくなる可能性もあります(鉄筋のあき、鉄筋のかぶりなど)。
できるだけ触れないよう留意し、不具合が発生した場合は修正が必要です。
今回はコンクリートの締固めについて説明しました。コンクリートの分離を始め、有害な欠陥を除去するために締固めが必要です。
打ち込み⇒締固めを必ず行います。下記も併せて勉強しましょう。
コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点
建築工事標準仕様書・同解説 5―JASS 5 2018 鉄筋コンクリート工事
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート