【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
コンクリートは、温度管理が重要です。固まる前のコンクリートを生コンといいますが、温度は高過ぎても、低すぎても駄目です。
まるで食材みたいですよね。今回は、コンクリートの温度と基準、上限、夏や冬の打ち込み温度について説明します。
なお、夏期に施工するコンクリートを暑中コンクリート、冬期に施工するものを寒中コンクリートといいます。
暑中コンクリートとは?1分でわかる意味、読み方、温度補正、打込み温度、養生方法
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
コンクリートはデリケートな材料です。温度を適切に管理しないと、良い品質のコンクリートはできません。
例えば、夏は気温が高いです。気温の高い時期にコンクリートを打設すると、水分蒸発により、ひび割れが起きやすいです。
これを防ぐために、セメントや骨材は熱くないものを使うこと、水は低温のものを使います。
寒いときは、コンクリート内の水分が凍結する恐れがあります。また寒いと、コンクリートの硬化が進まず、強度が出現しにくいです。
これを防ぐため、練り混ぜ水を加熱するなど、凍結しない対策が必要です。硬化前のコンクリートを、「生コン(なまこん)」といいます。
新鮮な食材と同じように適切な温度管理が必要です。※生コンについては、下記が参考になります。
フレッシュコンクリートとは?1分でわかる意味、性質、試験、スランプ
生コンの強度は?1分でわかる強度、表記、単位、日数、冬の強度
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
コンクリートには、温度に関連する色々な基準があります。下記に整理しました。
・温度と打込み時間の管理
・温度と打重ね時間の管理
・寒中コンクリートと暑中コンクリートの荷卸し時の温度管理
コンクリートの打ち込み時間は、温度に応じて変わります。下記に整理しました。
・25℃以下の場合 ⇒ 120分
・25℃を超える ⇒ 90分
コンクリートの打重ね時間も温度で変わります。
・25℃未満の場合 ⇒ 150分
・25℃以上 ⇒ 120分
共通するのは、「気温が高いほど、早い時間で作業を行う」ことです。コンクリートは、温度が高いほど硬化のスピードが早いです。
打込みや打継の時間を短くしないと、コンクリートが行き届かずに硬化します。
※打ち込み、打ち重ねの意味は下記が参考になります。
コンクリートの打ち込みとは?1分でわかる意味、高さ、打ち込み時間、注意点
打ち重ねとは?1分でわかる意味、打ち継ぎとの違い、注意点、時間
寒中コンクリートは、冬期に施工するコンクリートです。寒い時期は、コンクリートが凍結する恐れがあり、適切な対応が必要です。
寒中コンクリートについては、下記が参考になります。
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
暑中コンクリートは、夏期に施工するコンクリートです。暑い時期は、コンクリート中の水分が蒸発し、ひび割れなど生じます。湿潤状態になるよう対策が必要です。
暑中コンクリートについては、下記が参考になります。
暑中コンクリートとは?1分でわかる意味、読み方、温度補正、打込み温度、養生方法
今回は、コンクリートの温度について説明しました。意味が理解頂けたと思います。コンクリートは、固まるまではデリケートな材料です。
時期に応じて、温度の上限が違います。暗記する必要は無いですが、明記してある書籍の名前を覚えたいですね。
暑中コンクリートとは?1分でわかる意味、読み方、温度補正、打込み温度、養生方法
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
フレッシュコンクリートとは?1分でわかる意味、性質、試験、スランプ
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート