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第1種地盤とは、比較的良好な地盤をいいます。その他、第2種地盤、第3種地盤があります。
今回は、第1種地盤の意味、特徴、判定法、第1種地盤について明記ある告示、tcの計算法について説明します。
第1種地盤とは、状態が比較的良好な地盤のことです。告示には第1種地盤について、下記の説明が明記されています。
岩盤、硬質砂れき層その他主として第三紀以前の地層によって構成されているもの
又は地盤周期等についての調査若しくは研究の結果に基づき、これと同程度の地盤周期を有すると認められるもの。
要するに、「硬い地盤」が第1種地盤と考えれば良いです。地盤は硬い方が、沢山の重量を支えることができます。
ですから、第1種地盤は良い地盤です。
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第1種地盤かどうかは、ボーリング調査などにより判定します。
通常、地盤調査報告書には地質時代(第三紀など、地盤の時代がわかる)が明記されています。
または、直接「第1種地盤」など、地盤種別が判定できます。
第1種地盤に関する告示は、昭55建告第1793号に明記あります。
本告示では、第1~第3種地盤までの、地盤種別の定義、地震力に関係するRtを算出する方法が定義されています。
Tcは地盤の固有周期です(単位は秒)。Tcの値は、地盤種別に応じて下記の定義があります。
また、Tcの意味は、告示により下記のように定義されます。
第3種地盤は、簡単に言えば「軟弱な地盤(悪い地盤)」です。
第1種地盤が「硬い地盤(良い地盤)」なので、違いがよく分かりますね。告示によると、第3種地盤の定義は下記です。
腐植土、泥土その他これらに類するもので大部分が構成されている沖積層で、その深さが概ね30m以上のもの、
沼沢、泥海等を埋め立てた地盤の深さがおおむね3m以上であり、かつこれらで埋め立てられてからおおむね30年経過していないもの
又は地盤周期などについての調査もしくは研究の結果に基づき、これらと同程度の地盤周期を有すると認められるもの
今回は第1種地盤について説明しました。第1種地盤とは、比較的良好な地盤をいいます。地盤種別は、Rtの算出で重要です。
Rtは地震力の算定で大切なので、計算法も併せて理解したいですね。※地震力については下記が参考になります。
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