この記事の要点
地盤調査報告書でN値が小さい層が多いとき、「どの程度なら直接基礎で大丈夫か」という判断が難しくなります。軟弱地盤の定義を知っていると、地盤改良の要否を早い段階で見極められます。
この記事では、軟弱地盤の定義・N値の目安と、盛り土・地盤改良の判断基準を解説します。
この記事では、軟弱地盤とは何か、盛り土とは何か、地盤改良とどう関係するのか、地盤軟弱とは何かを整理します。
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軟弱地盤(なんじゃくじばん)とは、建物が沈下や傾きを起こすような弱い地盤です。
また、液状化が起きやすいのも軟弱地盤の特徴です。今回は軟弱地盤の意味、定義、盛り土、n値、地盤改良との関係について説明します。
地盤、盛り土、n値の意味は下記が参考になります。
N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
軟弱地盤(なんじゃくじばん)は、建物が沈下や傾きを起こすような弱い地盤です。
強度の弱い地盤と考えてください。軟弱地盤の上に、そのまま建物を造ることはできません。
杭基礎、地盤改良などの対応が必要です。杭基礎、地盤改良の意味は、下記が参考になります。
また、軟弱地盤は「液状化」を起こす可能性が高いです。液状化が起きる地盤は、直接基礎で対応できないため、杭基礎とします。液状化の意味は、下記が参考になります。
下図をみてください。地盤が液状化すると、支持する力が無くなります。そんな地盤の上に基礎を置いても、傾きます。
よって、液状化層(軟弱地盤)の下にある、支持層まで杭を打設する方法が一般的です。
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軟弱地盤の具体的な定義はありませんが、n値が0~1の地盤や有機物が多量に含まれた土は、軟弱地盤になることが多いです。
特に標準貫入試験で「自沈」する地盤は、地盤の強度が全く無く、軟弱地盤に該当します。
n値は、地盤の強さを表す指標で、値が大きいほど強い地盤です。n値の意味は、下記が参考になります。
N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
盛り土は、軟弱地盤です。盛り土の上に、建物は造れません。盛り土の詳細は、下記が参考になります。
n値が小さいほど、軟弱地盤の可能性が高いといえます。n値の意味は、下記が参考になります。
N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
軟弱地盤は、地盤改良により改善できます。軟弱地盤にセメント系固化材を混ぜて、強度を高める方法などがあります。
軟弱地盤の層厚が短ければ、地盤改良として問題ないです。
軟弱地盤の層厚が大きいと、地盤改良するよりも杭基礎とする方が、経済的かもしれません。
工法比較を行い、経済性を精査すべきですね。
地盤改良の意味は、下記が参考になります。
混同しやすい用語
支持層
支持層とは不同沈下などの有害な変形が起きない固い地盤のことです。
軟弱地盤が建物を安全に支持できない弱い地盤であるのに対して、支持層は建物を安全に支持できる固い地盤です。
軟弱地盤を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 軟弱地盤の定義 | N値0~1程度の弱い地盤 | 有機物が多い土も該当 |
| 主なリスク | 沈下・傾き・液状化 | 直接基礎は不可 |
| 対応方法 | 杭基礎または地盤改良 | 工法比較で経済性を検討 |
今回は軟弱地盤について説明しました。弱地盤は、建物が沈下や傾きを起こす弱い地盤です。
軟軟弱地盤の上に建物は造れません。軟弱地盤とn値の関係、地盤の意味も併せて勉強しましょうね。
N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。
