この記事の要点
土質力学は、土の強さ・性質・変形挙動を扱う力学の学問で、建築物の基礎設計における地盤評価の根拠となる。
建築学科では必須科目ではないが、構造設計ではN値や支持力など地盤に関する基礎的な知識が必要になる場面がある。
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土質力学(どしつりきがく)とは、土の強さ、性質など土に関する力学を勉強する分野です。
私は土木学科⇒建築学科に転科した経験があるのですが、土木工学では土質力学を学習します。
一方、建築学科では土質力学を学びません。ただし建築の分野で全く必要ないというわけでは無いです。
実際、建築物の構造設計では「最低限の土質力学の知識」が必要です。
今回は土質力学の意味、問題、参考書、pdfについて説明します。当サイトでは「基礎構造を学ぶ」というカテゴリで土質力学について解説しています。下記が参考になります。
土質力学(どしつりきがく)とは、土の性質や土に関する力学の学問です。全ての構造物は地盤の上に建てられます。
地盤には建物の重量が作用するため、これらの力に耐えるような設計が求められます。
構造物の基礎設計で、土質力学の知識が役に立ちます。
当サイトでは基礎構造についてまとめています。下記をブックマークしておくと便利です。
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土質力学にはいくつかの問題があります。土質力学の基礎では「土の性質」について学びます。
土は「土粒子、水、空気」で構成されます。よって土の性質を知るとき、3つの割合が重要です。
また「土の強さ」を学びます。建築物を支える基礎構造は、必ず地盤の上に設置されます。
いくら建築物が頑強でも、地盤が弱くて基礎が沈下しては意味がありません。
よって建築物の強さ以上に「土の強さ」は重要な問題です。土質力学を通して、土の強さを求める計算方法、考え方を学びます。
土の強さを表す指標に「N値(えぬち)」があります。詳細は下記をご覧ください。
n値とは?1分でわかる意味、目安、求め方、地盤、n値40や50の地耐力
土質力学の参考書を下記に示します。これから土質力学の本を選ぶ際の参考にしてください。
当サイトでは土質力学に関する学習記事を「基礎構造を学ぶ」というカテゴリに収録しています。下記に示します。
また土質力学に関するPDF記事を数百円で販売しています。下記のリンクをクリック頂くと、PDF記事の目次やサンプルがご確認頂けます。
混同しやすい用語
地盤工学
地盤の調査・改良・評価など土構造物全般を扱う工学分野です。
土質力学が土の力学的性質に特化するのに対して、地盤工学はより広い概念として使われます。
土質力学を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 建築への関係 |
|---|---|---|
| 土の強さ | N値・地耐力などで評価 | 基礎設計の根拠 |
| 土の性質 | 含水比・密度・粒度分布 | 地盤種別の判定 |
| 地盤変形 | 圧密・即時沈下 | 不同沈下の予測 |
今回は土質力学について説明しました。土質力学は、土の強さや性質を学ぶ学問です。
土木工学では必ず勉強します。建築学科では必須科目では無いのですが、建築物の構造設計で最低限の知識が必要になります。
当サイトで基本的な項目をまとめていますので、是非学習してみましょう。
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この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では土質力学の計算問題よりも、地盤の種類・N値・液状化・地耐力などの基礎知識が問われることが多い。
土質力学の体系を理解しておくと、基礎構造の設計根拠を整理しやすくなる。