この記事の要点
含水比を実験で求める際に使うma・mb・mcの意味は、ma=湿潤土+容器の質量、mb=乾燥土+容器の質量、mc=容器の質量(空)です。
含水比の計算式は「w=(ma-mb)/(mb-mc)×100」となります。分子は蒸発した水の質量、分母は乾燥土の質量です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
含水比のma、mb、mcとは、それぞれ「maは湿潤土と容器の質量」、「mbは乾燥土(湿潤土を炉乾燥させた土)と容器の質量」
「mcは容器の質量」です。含水比とは「土に含まれる土粒子の質量に対する水の質量の割合」を百分率で表したものです。
よって、ma、mb、mcを用いた含水比の求め方は「100×(ma-mb)/(mb-mc)」です。
今回は、含水比のma、mb、mcの意味、含水比の求め方について説明します。含水比の詳細は下記が参考になります。
含水比のma、mb、mcの意味を下記に示します。
・ma 湿潤土と容器の質量
・mb 乾燥土(湿潤土を炉乾燥させた土)と容器の質量
・mc 容器の質量
maの湿潤土とは、簡単にいうと水分で湿っている状態(湿潤状態)にある土です。湿潤土を容器に入れて、「湿潤土と容器の質量をma」とします。
この湿潤土を容器ごと専用の乾燥炉に入れて「110℃で24時間炉乾燥」させます。オーブンで焼くようなイメージです。
当然、土に含まれる水分は蒸発して0になるので、湿潤土は「乾燥状態の土(乾燥土)」になります。このとき、乾燥土と容器の質量がmbです。
mbはmaと比較して、蒸発した水の質量分、軽くなっていますよね。
よって、乾燥させても容器の質量は同じですから、maからmbを引くと「土に含まれる含水量」が分かります。
含水比、含水量の詳細は下記も参考になります。
含水量とは|読み方・単位・計算方法・含水比との違い(がんすいりょう)
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
含水比とは
・土に含まれる土粒子の質量に対する、水の質量の割合を百分率で表した値
です。さて、前述より
・含水量=ma-mb
・土粒子の質量=mb-mc
だと分かります。よって、含水比の求め方は
・100×(ma-mb)/(mb-mc)
です。
混同しやすい用語
ma、mb、mcの順番を混同しないようにしましょう。maは自然状態(湿潤)、mbは乾燥後、mcは容器だけの質量です。
分子の(ma-mb)は蒸発した水の質量、分母の(mb-mc)は乾燥土の質量(土粒子)です。この対応関係をしっかり覚えましょう。
含水比のma、mb、mcを整理した表を示します。
| 記号 | 意味 | 測定タイミング |
|---|---|---|
| ma | 湿潤土+容器の質量 | 炉乾燥前(湿潤状態) |
| mb | 乾燥土+容器の質量 | 110℃×24h炉乾燥後 |
| mc | 容器のみの質量 | 容器単体で計測 |
今回は、含水比のma、mb、mcについて説明しました。maは湿潤土と容器の質量、mbは乾燥土と容器の質量、mcは容器の質量です。
含水比を求める式は「100×(ma-mb)/(mb-mc)」です。含水比、含水量の意味など下記も勉強しましょう。
自然含水比とは?1分でわかる意味、値、含水比との違い、求め方
含水量とは|読み方・単位・計算方法・含水比との違い(がんすいりょう)
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。
