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鋼材の丸棒(丸鋼)とは?規格・重量計算方法とSR295(鉄筋)との違い

この記事の要点

鋼材の丸棒(丸鋼)とは、断面が円形で細長い棒状の鋼材です。

一般構造用鋼材(SS400)が多く、建築では主に筋交い(ブレース)・アンカーボルト・ターンバックル等に使います。

重量計算は単位重量(kg/m)=直径d(mm)の二乗×0.006165で求めます。

例えばφ16(直径16mm)の丸棒は162×0.006165≒1.58kg/mです。

鉄筋用丸鋼(SR295等)は引張強さや伸びの規格があり、用途が異なります。

この記事では、鋼材の丸棒とは何か、丸鋼とどう違うのかを整理します。

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鋼材の丸棒とは、断面が円形で細長い鋼材です。

丸鋼ともいいます。

なお、鉄筋で使う丸鋼の材質は、SR235やSR295があります。

鉄筋として用いない場合、丸棒の材質はss400などがあります。

今回は、鋼材の丸棒の意味、サイズ(寸法)、規格、重量について説明します。

丸鋼の意味、特徴は下記が参考になります。

丸鋼とは?SR235・SR295の規格・サイズ・重量を解説

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鋼材の丸棒とは?

鋼材の丸棒は、断面が円形で細長い鋼材です。下図をみてください。これが丸棒です。

丸棒

丸鋼ともいいます。ただし、「丸鋼」は鉄筋で使う鋼材の意味合いが強いです。丸鋼の意味は、下記が参考になります。

丸鋼とは?SR235・SR295の規格・サイズ・重量を解説


鉄筋として使う丸鋼の材質には、下記があります。


SR235

SR295


鋼材の丸棒は、鉄筋以外にも利用可能です。

その場合、材質をSS400などにします。

下図をみてください。

鋼材には、中が空洞の断面があります。

これを中空断面と言います。

中空断面は、断面に対して薄い板で構成されています。

一方、中が詰まった断面を中実断面(ちゅうじつだんめん)といいます。

中空断面と中実断面

鋼材の丸棒は、中実断面の1つです。中空断面、中実断面の意味は、下記が参考になります。

中空断面とは?断面係数・断面二次モーメントの計算と座屈への影響

中実材(ちゅうじつざい)とは?中空材との違い・断面二次モーメントの比較

鋼材の丸棒のサイズ(寸法)

鋼材の丸棒のサイズを下記に示します。


4mm

5mm

6mm

7mm

8mm

9mm

12mm

13mm

16mm

19mm

22mm

25mm

28mm

32mm


4~9mmまでは順に径が増えます。その後は、断面の大きさがランダムになります。覚え方に注意してください。なお、22mmや25mmという一見、中途半端な径を使う理由は、下記の記事が参考になります。

鉄筋のサイズ・呼び径・最外径とは?D10・D13の意味と一覧表

鋼材の丸棒と規格と重量

鋼材の丸棒の重量を下記に示します。


φ4 ⇒ 0.099kg/m

φ5 ⇒ 0.154

φ6 ⇒ 0.222

φ7 ⇒ 0.302

φ8 ⇒ 0.395

φ9 ⇒ 0.499

φ12 ⇒ 0.888

φ13 ⇒ 1.04

φ16 ⇒ 1.58

φ19 ⇒ 2.23

φ22 ⇒ 2.98

φ25 ⇒ 3.85

φ28 ⇒ 4.83

φ32 ⇒ 6.31


丸棒の断面積を下記に示します。


φ4 ⇒ 13m㎡

φ5 ⇒ 20

φ6 ⇒ 28

φ7 ⇒ 38

φ8 ⇒ 50

φ9 ⇒ 64

φ12 ⇒ 113

φ13 ⇒ 133

φ16 ⇒ 201

φ19 ⇒ 284

φ22 ⇒ 380

φ25 ⇒ 491

φ28 ⇒ 616

φ32 ⇒ 804

混同しやすい用語

SR235・SR295

丸鋼(SR材)は鉄筋として使う丸棒鋼の規格で、SR235とSR295の2種類があります。

SR材は鉄筋コンクリート用の丸鋼規格であるのに対して、鋼材の丸棒は鉄筋以外の一般構造用途にも使用でき、材質にSS400などを選ぶことができます。

試験での問われ方|管理人の一言

建築士試験では「丸鋼の鉄筋材質はSR235またはSR295」という知識が問われます。

一般構造用とRC用で材質が異なる点を明確に区別して覚えましょう。(一級建築士 頻出:丸鋼のRC用材質(SR235・SR295)と一般構造用との区別が繰り返し出題)

鋼材の丸棒を整理した表を示します。

用途材質主なサイズ
鉄筋(RC用)SR235・SR295φ4?φ32mm
一般構造用SS400などφ4?φ32mm
断面の特徴中実断面中空断面と異なり内部が詰まった形状

まとめ

今回は、鋼材の丸棒について説明しました。意味が理解頂けたと思います。丸鋼ともいいます。ただし、鉄筋に丸鋼を使う場合と、柱などに丸鋼を使う場合では、材質が違います。鉄筋に使う丸鋼の材質を覚えましょう。下記の記事も併せて勉強しましょうね。

丸鋼とは?SR235・SR295の規格・サイズ・重量を解説

中実材(ちゅうじつざい)とは?中空材との違い・断面二次モーメントの比較

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理解度チェック

Q.

鋼材の丸棒(丸鋼)とは?

断面が円形で細長い棒状の鋼材です。SS400が多く、筋交い(ブレース)・アンカーボルト・ターンバックル等に使います。

Q.

丸棒の単位重量の計算式は?

単位重量(kg/m)=直径d(mm)2×0.006165 です(φ16なら約1.58kg/m)。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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