この記事の要点
鋼材の丸棒(丸鋼)は断面が円形の棒状鋼材で、鉄筋用途ではSR235・SR295、一般用途ではSS400などの材質が使われます。サイズはφ4mmからφ32mmまで規格化されており、断面積と単位重量の組み合わせで重量計算が可能です。
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鋼材の丸棒とは、断面が円形で細長い鋼材です。丸鋼ともいいます。なお、鉄筋で使う丸鋼の材質は、SR235やSR295があります。鉄筋として用いない場合、丸棒の材質はss400などがあります。今回は、鋼材の丸棒の意味、サイズ(寸法)、規格、重量について説明します。丸鋼の意味、特徴は下記が参考になります。
丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質
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鋼材の丸棒は、断面が円形で細長い鋼材です。下図をみてください。これが丸棒です。
丸鋼ともいいます。ただし、「丸鋼」は鉄筋で使う鋼材の意味合いが強いです。丸鋼の意味は、下記が参考になります。
丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質
鉄筋として使う丸鋼の材質には、下記があります。
SR235
SR295
鋼材の丸棒は、鉄筋以外にも利用可能です。その場合、材質をSS400などにします。下図をみてください。鋼材には、中が空洞の断面があります。これを中空断面と言います。中空断面は、断面に対して薄い板で構成されています。一方、中が詰まった断面を中実断面(ちゅうじつだんめん)といいます。
鋼材の丸棒は、中実断面の1つです。中空断面、中実断面の意味は、下記が参考になります。
中空断面とは?1分でわかる意味、断面係数、断面二次モーメント、面積
中実材とは?1分でわかる意味、読み方、断面二次モーメント、中空材
鋼材の丸棒のサイズを下記に示します。
4mm
5mm
6mm
7mm
8mm
9mm
12mm
13mm
16mm
19mm
22mm
25mm
28mm
32mm
4~9mmまでは順に径が増えます。その後は、断面の大きさがランダムになります。覚え方に注意してください。なお、22mmや25mmという一見、中途半端な径を使う理由は、下記の記事が参考になります。
鋼材の丸棒の重量を下記に示します。
φ4 ⇒ 0.099kg/m
φ5 ⇒ 0.154
φ6 ⇒ 0.222
φ7 ⇒ 0.302
φ8 ⇒ 0.395
φ9 ⇒ 0.499
φ12 ⇒ 0.888
φ13 ⇒ 1.04
φ16 ⇒ 1.58
φ19 ⇒ 2.23
φ22 ⇒ 2.98
φ25 ⇒ 3.85
φ28 ⇒ 4.83
φ32 ⇒ 6.31
丸棒の断面積を下記に示します。
φ4 ⇒ 13m㎡
φ5 ⇒ 20
φ6 ⇒ 28
φ7 ⇒ 38
φ8 ⇒ 50
φ9 ⇒ 64
φ12 ⇒ 113
φ13 ⇒ 133
φ16 ⇒ 201
φ19 ⇒ 284
φ22 ⇒ 380
φ25 ⇒ 491
φ28 ⇒ 616
φ32 ⇒ 804
混同しやすい用語
SR235・SR295
丸鋼(SR材)は鉄筋として使う丸棒鋼の規格で、SR235とSR295の2種類があります。
SR材は鉄筋コンクリート用の丸鋼規格であるのに対して、鋼材の丸棒は鉄筋以外の一般構造用途にも使用でき、材質にSS400などを選ぶことができます。
鋼材の丸棒を整理した表を示します。
| 用途 | 材質 | 主なサイズ |
|---|---|---|
| 鉄筋(RC用) | SR235・SR295 | φ4?φ32mm |
| 一般構造用 | SS400など | φ4?φ32mm |
| 断面の特徴 | 中実断面 | 中空断面と異なり内部が詰まった形状 |
今回は、鋼材の丸棒について説明しました。意味が理解頂けたと思います。丸鋼ともいいます。ただし、鉄筋に丸鋼を使う場合と、柱などに丸鋼を使う場合では、材質が違います。鉄筋に使う丸鋼の材質を覚えましょう。下記の記事も併せて勉強しましょうね。
丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質
中実材とは?1分でわかる意味、読み方、断面二次モーメント、中空材
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では「丸鋼の鉄筋材質はSR235またはSR295」という知識が問われます。一般構造用とRC用で材質が異なる点を明確に区別して覚えましょう。