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許容曲げ応力度の計算サイト

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許容曲げ応力度は下記の2式で計算して大きい値を採用できます。要するに、どちらの計算式を用いても良いので、部材の座屈長さLb、梁断面の寸法が既知であれば算定できるfb2式の計算ツールを示します。

Fb2=89000/(lbh/Af)




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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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使い方は簡単です。梁の座屈長さLb、梁の高さh、フランジ面積Af(Af=フランジ幅B×フランジ厚t)をmmの値で入力します。なお、梁の座屈長さは下図に示すように、梁の全長ではないです。梁の横倒れを防ぐ小梁(横補剛材)が入っている場合、横補剛材間の長さとします。


許容曲げ応力度の計算ツールの使い方


実際に許容曲げ応力度を計算しましょう。Lb=5m、部材断面をH-340x250x9x14とすると、許容曲げ応力度は


・短期許容曲げ応力度 ⇒ fbs=89000/(Lbh/Af)=89000/(5000×340/250×14)≒183.5N/mm2

・長期許容曲げ応力度 ⇒ fbL≒122.3N/mm2(≒183.5÷1.5)


となります。許容曲げ応力度を大きくする場合、部材の座屈長さLbを小さくするか、断面のAf(フランジ板の面積)を大きくします。

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