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ロール発注とは、鉄骨や鉄筋を発注することです。H形鋼などの形鋼は、回転ロールで、熱間圧延を行い製作されます。今回はロール発注の意味、納期、鉄骨や鉄筋との関係について説明します。
※H形鋼、形鋼の意味は下記の記事が参考になります。
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ロール発注とは、鉄骨や鉄筋を製作する工場に発注することです。H形鋼などの形鋼や鉄筋は、回転ロールにより熱間圧延され製作されます。ロールの形状や大きさで、製作可能なH形鋼の大きさも変わります。
鉄骨部材を製作する工場では、毎週同じ鉄骨をつくるわけでは無いです。受注した形状や量に合わせてロールを変えます。つまり、鉄骨部材に必要な「ロール」をおさえる(発注する)意味で、ロール発注といいます。
※鉄骨は、所定の形状にする工程として「圧延」があります。圧延、熱間圧延の意味は、下記の記事が参考になります。
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ロール発注の納期は、一般的に「3ヶ月」です。ただ、発注依頼が増えれば納期は長くなります。国家的なプロジェクト(例えばオリンピック)や、特殊な事情がある場合、3ヶ月以上見込む必要があります。
2018年下半期ごろから、ロール発注の納期が延びました(BCPは8~9ヶ月の納期)。オリンピックに向けて鉄骨や鉄筋部材の需要が増えたからです。
上記のように、ロール発注の納期を適切に考慮しないと、現場の工程が遅れます。ちなみに、私の家の近くで、コンビニの建て替え工事が行われていました。柱脚から上の鉄骨躯体は綺麗に残しつつ、基礎だけつくり替える計画です。
普段は面倒で、行わない工事方法です。ロール発注の納期が遅れていることが原因です。
鉄骨や鉄筋は、回転ロールによる熱間圧延で所定の形状に製作します。市場に在庫があれば、ロール発注は不要です。鉄骨部材や鉄筋が沢山必要な場合、市場にある在庫では足りません。必ずロール発注が必要です。
今回はロール発注について説明しました。意味が理解頂けたと思います。ロール発注は、鉄骨や鉄筋を工場に発注することです。鉄骨や鉄筋は、回転ロールにより製作するため「ロール発注」といいます。ロール発注、熱間圧延の意味を理解しましょう。下記の記事も併せて参考にしてください。
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