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溶接変形とは?1分でわかる意味、読み方、種類、残留応力との関係

溶接変形(ようせつへんけい)とは、溶接により生じる変形です。溶接部が冷却するとき収縮し、鋼板が変形します。今回は溶接変形の意味、読み方、種類、原因について説明します。溶接の意味、種類、溶接欠陥は下記が参考になります。

溶接の種類と、隅肉溶接、突き合わせ溶接の特徴

溶接欠陥とは?本当にわかる9つの種類とブローホールとピットの違い徴

溶接変形とは?

溶接変形とは、溶接部の冷却収縮により生じる変形です。溶接は高温の溶接金属と母材を溶かしながら一体化する接合方法です。溶接の意味は、下記が参考になります。

溶接の種類と、隅肉溶接、突き合わせ溶接の特徴


溶接部は常温まで冷却しますが、この過程で変形(収縮)が生じます。これが溶接変形です。下図をみてください。これが溶接変形です。


鋼板を溶接してつくるビルドH形鋼は、溶接変形により残留応力が生じます。残留応力の意味は、下記も参考になります。

残留応力とは?1分でわかる意味、読み方、英語、H型鋼、溶接との関係


溶接変形は、建て方時だけでなく、構造性能にも悪影響を及ぼします。外力により生じる応力に加えて残留応力が生じているので、断面算定ではより大きな部材の選定が必要です。

なお、溶接変形は溶接ひずみともいいます。

溶接変形の読み方

溶接変形は、「ようせつへんけい」と読みます。関係用語の読み方は、下記です。


溶接 ⇒ ようせつ

溶接歪 ⇒ ようせつひずみ

残留応力 ⇒ ざんりゅうおうりょく


溶接、残留応力の意味は、下記が参考になります。

溶接の種類と、隅肉溶接、突き合わせ溶接の特徴

残留応力とは?1分でわかる意味、読み方、英語、H型鋼、溶接との関係


また、似た用語に「残留ひずみ」があります。下記を参考にしてください。

残留ひずみとは?1分でわかる意味と図、計算、永久ひずみ、復元力特性係

溶接変形の種類

溶接変形の種類には、下記があります。


横収縮(よこしゅうしゅく)

縦収縮(たてしゅうしゅく)

角変形(かどへんけい)

曲げ変形(まげへんけい)


それぞれ変形の様子を下図に示します。


上記の溶接変形は、複合的に生じます。横収縮は、突合せ溶接部に生じ、ルート間隔が広いほど変形量も大きいです。

まとめ

今回は溶接変形について説明しました。意味が理解頂けたと思います。溶接変形は、溶接部の冷却による収縮変形です。溶接変形の意味、種類、残留応力との関係も覚えてくださいね。下記の記事も参考になります。

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