この記事の要点
Alcの厚みは、各メーカーの規格で決まっています。
また外壁と屋根の違いで、alcの厚みが変わります。
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Alcの厚みは、各メーカーの規格で決まっています。また外壁と屋根の違いで、alcの厚みが変わります。外壁として使うalc版は、一般的に100mmです。階高が許容スパンを超えていれば、厚みを大きくします。今回はalcの厚み(板厚)と規格、屋根と外壁の厚み、alcの重さについて説明します。※alcの重さは下記が参考になります。
alcの重量は?1分でわかる意味、平米重量、厚みによる違い、デザインパネルの重量
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Alcの厚みは、各alcメーカーの規格により規定されます。一般的には、
100
125
150
の厚みを使います。この厚みから外れた規格のalcは少ないです。Alcの厚みを変えると、
・重量
・許容スパン
が変わります。例えば、alcを外壁に使うと、alcに風圧力が作用します。この風圧力に対して許容できるスパンが、板厚に応じて決まっています。Alcは、建物の高さにかけて張るので、階高が大きいと許容スパンを超える可能性があります。
階高が許容スパンを超える場合、alc版を受ける梁を中間に入れるか、alc版の厚みを大きくします。※alc版の詳細は下記をご確認ください。
屋根材や床材として使うときも同じです。許容スパン以内に、梁を入れて受けます。
alc版は屋根に使う板と、外壁に使う板で、厚みの規格が変わります。下記に整理しました(メーカーで仕様が変わります)。
t=100、許容スパン=3500
t=125、許容スパン=4370
t=150、許容スパン=5250
なお、デザインパネルは平タイプ(一般的なalc版)に比べて、許容スパンが短くなります。デザインパネルの方が、荷重が大きいことが影響しています。下記も参考になります。
ALC外壁とは?1分でわかる構造、欠点、メーカー、各材料との違い
t=75、許容スパン=2000
t=100、許容スパン=3000
t=125、許容スパン=3500
t=150、許容スパン=4200
外壁のalcに比べて、75mmという規格が増えています。
Alcの単位体積重量は、600kg/m3です。メーカーによると、構造設計用の値として、650kg/m3を採用します。Alc版の平米重量は、下式で計算します。
Alc版の平米重量=alc版の単位体積重量×板厚
alc版の平米重量は、alc版の板厚に応じて変わります。詳細は下記が参考になります。
alcの重量は?1分でわかる意味、平米重量、厚みによる違い、デザインパネルの重量
単位体積重量の意味は下記をご覧ください。
単位体積重量とは?1分でわかる意味、一覧、土と水の値、記号、求め方
混同しやすい用語
ALCの外壁厚みと屋根厚み
外壁用ALCの一般的な厚みは100mmですが、屋根用は75mmから150mmの規格があります。外壁と屋根では適用される板厚の種類が異なります。
平パネルとデザインパネル
平パネル(一般的なALC版)とデザインパネルでは板厚規格と許容スパンが異なります。デザインパネルは荷重が大きいため許容スパンが短くなります。
単位体積重量と平米重量
単位体積重量はALC自体の密度(600〜650kg/m3)で、平米重量は単位体積重量×板厚で求まる面積あたりの重量です。
Alcの厚みを整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 外壁(一般的) | 100mm | 各メーカー規格による |
| 屋根パネル | 50〜150mm | 外壁と規格が異なる |
| デザインパネル | 平パネルと異なる | 仕様書で確認が必要 |
今回はalcの厚みについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。Alcは各メーカーにより厚みが規定されます。外壁の一般的な厚みは100mmです。また、外壁と屋根で、厚みの規格が違うことを覚えてください。また、一般的な平パネルと、デザインパネルでは、板厚の規格が変わります。下記も併せて学習しましょうね。
ALC外壁とは?1分でわかる構造、欠点、メーカー、各材料との違い
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
Alcの厚みは?に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
試験ではALCパネルの特徴・単位体積重量・耐火・断熱性能が問われることがあります。
ALCは軽量・断熱性に優れますが、吸水・凍害に弱い特性があります。普通コンクリートとの違いを整理しましょう。