この記事の要点
alcは軽量気泡コンクリートのことです。
普通、コンクリートは重い材料ですが、alcは空気を多量に含んでおり、コンクリートの3割程度の重量です。
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alcは軽量気泡コンクリートのことです。普通、コンクリートは重い材料ですが、alcは空気を多量に含んでおり、コンクリートの3割程度の重量です。今回は、alcの重量とalcの意味、alcの平米重量、厚みによる違い、デザインパネルの重量について説明します。※alcは屋根材や外壁に使います。下記が参考になります。
ALC外壁とは?1分でわかる構造、欠点、メーカー、各材料との違い
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Alcの重量は下記です。
実際の値 600kg/m3
構造計算で用いる値 650kg/m3
上記は、alcメーカーが公表する値ですが、実際の構造計算では取り付け金具などを考慮し、割増した値を使います(後述します)。
Alcの板厚は一般的に100mmを使います。前述した単位体積重量に、厚みをかければ、alcの平米重量が算定できます。
alcの平米重量=650×0.1=65kg/㎡
実際の構造計算では、取り付け金具などを考慮し、下記の値とします。
構造計算で使うalcの平米重量=100kg/㎡ ⇒ 1000N/㎡
※単位体積重量の意味は下記をご覧ください。
単位体積重量とは?1分でわかる意味、一覧、土と水の値、記号、求め方
デザインパネルとは、alcの表面に凹凸などを入れ、見た目(デザイン)をかえたalcパネルです。普通のalcパネルは表面に凹凸がありません。デザインパネルは凹凸があるので、その分、重量が増えます。
デザインパネルは、普通のalcパネルよりデザイン性に優れています。意匠設計者が使用するときは、一般的なalc重量を割増すよう注意してください。
デザインパネルがどの程度重いかは、各メーカーへ聞きましょう。あるいは、凹凸の深さやピッチが分かれば、厚みtに対して、どの程度、板厚が大きくなるか、わかりますね。
Alcの単位体積重量は650kg/m3でした。よって、alcの厚みに応じて平米重量は下記の値となります。
100 ⇒ 650×0.1=65kg/㎡
125 ⇒ 650×0.125=81.3kg/㎡
150 ⇒ 650×0.15=97.5kg/㎡
構造計算で使う値は、取り付け金具を考慮して、さらに割増してもいいですね。Alcの厚みは下記が参考になります。
Alcの厚みは?1分でわかる板厚、規格、屋根と外壁の厚み、重さ
混同しやすい用語
ALCの密度(600kg/m3)と構造計算用密度(650kg/m3)
ALCの実密度は約600kg/m3ですが、構造計算では取り付け金具などを含めて650kg/m3以上を使います。用途によって使う値が異なります。
平米重量(kg/m2)と単位体積重量(kg/m3)
単位体積重量はALC自体の密度で、平米重量は密度×板厚で求まる面積あたりの重量です。荷重設定には平米重量を使います。
ALCとコンクリートの重量
普通コンクリートの密度は約2300kg/m3で、ALCはその約3分の1の重量です。軽量であることがALCの特徴です。
ALCの重量を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 実密度 | 600kg/m³ | ALCメーカー公表値 |
| 構造計算用密度 | 650kg/m³ | 取り付け金具等を考慮 |
| 構造計算用平米重量 | 1000N/m²(≒100kg/m²) | 板厚100mm・金具含む割増値 |
今回はalcの重量について説明しました。意味が理解頂けたと思います。Alcはコンクリートに比べて軽い材料です。外壁や屋根材として使います。alcの重量は650kg/m3程度と覚えてください。ただ、実際は600程度で、構造計算でalcの荷重を考慮するときは、1000程度見込みます。下記も併せて学習しましょうね。
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