建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 構造計算を学ぶ > 衝撃力とは?1分でわかる意味、公式、単位、建築設計での使い方

衝撃力とは?1分でわかる意味、公式、単位、建築設計での使い方

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


衝撃による荷重を衝撃力といいます。建築物には、静的な荷重だけでなく機械等による動的荷重が作用します。動的荷重は静的荷重と異なり、衝撃により荷重が増幅されます。今回は衝撃力の意味、公式、単位、建築設計での使い方について説明します。※長期荷重、短期荷重については下記の記事が参考になります。

長期荷重・短期荷重

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

衝撃力とは?

衝撃により割増された荷重を衝撃力といいます。


一般的に、建築物への衝撃力は考慮しませんが、工場など機械などを使う建物では、機械による衝撃力を考慮します。


例えば、下図に重りがあります。この重りを静的に作用させた場合と、投げつけて加速させた荷重を比較します。当然、投げつけ加速させた荷重の方が大きいです。衝撃により荷重が割増されることを「衝撃効果」といいます。


前述したように、衝撃効果のある荷重は

などがあります。

衝撃力の公式

衝撃力の公式と計算法を下記に整理しました。下記の項目に応じて、荷重を割増します。

詳細は鋼構造設計基準が参考になります。

衝撃力の単位

衝撃力の単位は

ですね。現在はSI単位系を使う方が一般的です。荷重の単位については下記の記事が参考になります。

荷重の単位とは?1分でわかる意味、種類、換算、ニュートン、nとの関係

衝撃力と建築設計での使い方

工場では、工場内で吊り荷を運搬する目的でクレーンを使います。このクレーン受け部材には、走行クレーンの車輪による衝撃力が作用します。前述した衝撃力を考慮して部材を設計します。


またエレベーターが1階に着床するとき、ピット部の床に衝撃力が作用します。床が耐えられるよう、スラブ厚を厚くすること、配筋を多めにいれるなど配慮が必要です。

まとめ

今回は衝撃力について説明しました。衝撃力の意味が理解頂けたと思います。建築物の用途によっては衝撃力を考慮します。衝撃力の求め方だけでなく、「どのような建物で衝撃力を考慮すべきか」覚えてくださいね。計算方法や求め方は暗記しなくても良いですが、どの本に掲載されているか知っておきましょう。※その他、荷重については下記の記事が参考になります。

長期荷重・短期荷重

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)

▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【読まれています】管理人による建築業界の分析!

1日13円で建築業界がわかるLINE配信!

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

あなたは数学が苦手ですか?

わかる!実務で使う数学知識の基礎講座

【有料メルマガの初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造計算を学ぶ > 衝撃力とは?1分でわかる意味、公式、単位、建築設計での使い方
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事