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負荷(ふか)とは、荷重を徐々に作用させる(増やす)ことです。実験などで、試験体に荷重を作用させることを「負荷させる」ともいいます。今回は負荷の意味、除荷、付加との違い、使い方、負担との違いについて説明します。似た用語に「除荷(じょか)」があります。荷重を取り除くことです。弾性範囲内で、荷重を除荷すれば変形は元に戻ります。弾性の意味は、下記が参考になります。
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負荷とは、荷重を徐々に増やすことです。下図をみてください。鋼材の引張試験では、下図のように荷重を徐々に増加させ、荷重と変位の関係を確認します。
負荷を続けると、あるところで荷重が低下します。これを降伏点といいます。鋼材の引張試験、降伏点、荷重と変位の関係は下記が参考になります。
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降伏点とは?1分でわかる意味、求め方、SS400の値、単位、引張強さ
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降伏点の手前で負荷をやめ、荷重を取り除きます。これを除荷といいます。弾性範囲内で除荷をすれば、試験体は変形の無い状態に戻ります。弾性の意味は、下記が参考になります。
負荷は、「ふか」と読みます。関係用語の読み方を、下記に示します。
除荷 ⇒ じょか
付加 ⇒ ふか
負担 ⇒ ふたん
負荷と除荷の違いを下記に示します。
負荷 ⇒ 荷重を増加させること
除荷 ⇒ 荷重を取り除くこと
負荷と付加の違いを、下記に示します。
負荷 ⇒ 荷重を増加させること
付加 ⇒ あるものに、付け加えること
負担 ⇒ 荷物をかつぐこと。責任をおうこと。
実は、「負担」という用語は、構造設計の実務でよく使います。例えば、
ほとんどの水平力を、ブレースが「負担」する
柱が軸力を負担する
のように、部材が荷重を受けるとき使う用語です。
荷重を「負荷」させる、という使い方をします。
今回は負担について説明しました。意味が理解頂けたと思います。負荷は、荷重を増加することです。似た用語に、負担があります。また除荷は、荷重を取り除くことです。負荷と除荷は、建築構造の実験でも使う用語なので是非理解したいですね。下記の記事も参考になります。
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