1. HOME > 構造計算の基礎 > 長期荷重・短期荷重

長期荷重・短期荷重

現在、建築物の設計をするとき、外力として『長期荷重』と『短期荷重』の2種類に分けられます。

 

前者は、積載荷重と固定荷重が含まれ、例えば机や椅子は積載荷重です。建物を構成する鉄骨やRCなどは固定荷重にあたります。これらは長期荷重と呼ばれ、建物が存在する限り、作用し続ける荷重となります。

※固定荷重と積載荷重については、下記の記事が参考になります。


一方、短期荷重とは自然現象による、地震、風、雪による10年、100年、数百年単位で発生する外力のことです。今回は長期荷重と短期荷重について、それぞれの違いや特徴を説明します。

スポンサーリンク
 

長期荷重の種類と特徴

前述したように、長期荷重とは下記の2つをいいます。


長期荷重の特徴は、常時作用し続けること、です。建物が存在する限り、常に作用し続ける荷重なので、むしろ短期荷重よりも十分注意して設計する必要があります。


短期荷重の種類と特徴

構造物に作用する外力の中で一般的に、厳しくなりやすいものは地震力です。しかし、鉄骨平屋で、ながーい建物だと風荷重がクリティカルになることもありますし、鉛直方向の荷重においては、雪荷重がクリティカルになります。

以下の図は、建物の種類に対して長期荷重と短期荷重がどのような関係かを纏めた表です。もっと、細かく分けようと思うと、建物の用途種類や高さ関係をおえなければならないですが、参考になると思います。

つまり、S造の設計をするときは、長期荷重で部材断面は決まってこなくて、鉛直時であれば『雪』、水平荷重時では『地震』や『風』によって決まってくるという話です。


一方、RC造に関してはRCの質量が大きいので、鉛直時は長期荷重がクリティカルになってきます。また、地震力は建物重量の0.2倍で効いてくるので、重量が大きいRC造は不利となります。


代表的な短期荷重を下記に示します。特に地震力の算定は重要です。下記の記事を是非、勉強に役立ててくださいね。


まとめ

今回は長期荷重と短期荷重について説明しました。両者の違いをぜひ、理解してくださいね。

▼この記事を今すぐSNSでシェアする▼


▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼いつでも構造力学の問題が解ける!▼

構造ウェブ問題集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

スポンサーリンク

検索

カスタム検索

プロフィール

おすすめ特集

note始めました 構造ウェブ問題集

人気の記事ベスト3

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 長期荷重・短期荷重