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普通コンクリートとは?1分でわかる意味、特徴、空気量、セメント量の規格

この記事の要点

普通コンクリートは骨材に普通骨材を使用したコンクリートで、単位体積重量は23〜24kN/m3・設計基準強度は通常18〜36N/mm2の範囲で設計される

空気量やセメント量にはJASS5で規定があり、施工性と耐久性を両立させる調合管理が重要です。

この記事では、普通コンクリートとは何か、空気量との関係はどうなっているのかを整理します。

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普通コンクリートは、最も一般的なコンクリートです。

普通骨材(2.5~2.8g/cm3)を使用したコンクリートともいえます。

コンクリートには色々な種類があります。

設計、施工などの諸条件に応じてコンクリートの種類を使い分けますが、特段の理由が無い限り普通コンクリートを用います。

今回は普通コンクリートの意味、特徴、空気量、セメント量の規格について説明します。


コンクリートには、様々な種類があります。※コンクリートの種類は下記が参考になります。

コンクリートの種類7選|普通・軽量・高強度など用途別の特性をわかりやすく解説

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普通コンクリートとは?

普通コンクリートは最も一般的に使われるコンクリートです。標準的なコンクリートだと思ってください。また普通骨材(密度2.5~2.8g/cm^3)を使用したコンクリートとも言えます。


なお、軽量骨材を用いたコンクリートを「軽量コンクリート」、重量骨材を使ったものを「重量コンクリート」といいます。軽量コンクリートの詳細は下記をご覧ください。

軽量コンクリートとは?特徴・普通コンクリートとの違いと使用箇所


ですから、普通の施工・諸条件や場所で使われるコンクリートは、ほとんどが普通コンクリートです。


「普通の場所ってどんなとこ?」と思いますよね。

例えば、北海道や沖縄など寒さや暑さが際立った環境は、特殊な環境です。

よって特殊なコンクリートが必要です。

また、超高層のRCビルなど、より強いコンクリートが必要な場合なども、特殊なコンクリートが必要です。


そうではない、私たちの生活にありふれたrc造のコンクリートは、普通コンクリートなのです。コンクリートには色々な種類があります。下記をご覧ください。

コンクリートの種類7選|普通・軽量・高強度など用途別の特性をわかりやすく解説

普通コンクリートの特徴、設計基準強度と比重

では、普通コンクリートは何が普通なのか?


簡単に言うと、「強度」と「比重」です。普通コンクリートの設計基準強度は、下記のように定められています。


Fc≦36


これを超えると高強度コンクリートです。設計基準強度に関しては、下記が参考になります。

設計基準強度と品質基準強度の違いと、5分で分かるそれぞれの意味


また、普通コンクリートの比重は、下記の通りです。


Fc≦36のとき   23 kN/m3


高強度コンクリートは、普通コンクリートより大きな比重になります。また、軽量コンクリートは普通コンクリートよりも7割も比重が小さくなります。コンクリートの比重に関しては下記の記事が参考になります。

コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響

普通コンクリートの調合に関する規定

普通コンクリートでも、調合に関する規定が設けられています。下記のとおりです。


空気量        4.5%

最大単位水量     185kg/m3

最小単位セメント量  270kgm3

スランプ       18cm以下(Fc33未満、Fc33以上の場合はスランプ21cm)

荷下ろし温度     寒中10~20°、暑中35°以下


特殊な環境化で使うコンクリートなどは、上記の条件がより厳しくなります。


※コンクリートの空気量、単位水量、スランプの意味は下記が参考になります。

コンクリートの空気量とは?規格・許容値4〜6%・計算式を解説

単位水量とは?185kg/m³以下の規準・水セメント比との関係

コンクリートのスランプ値とは?18cmの根拠と許容値・規定を解説

混同しやすい用語

「普通コンクリート」と「高強度コンクリート」

普通コンクリートは設計基準強度Fc=18〜36N/mm2程度の一般的なコンクリート。

高強度コンクリートはFc=36N/mm2超の高強度品で、高層建物の柱などに使われる。

「軽量コンクリート」と「普通コンクリート」

軽量コンクリートは軽量骨材(人工軽量骨材など)を使い、普通コンクリートより比重が小さいコンクリート。

自重軽減が目的。

普通コンクリートの比重は約2.3t/m3。

規格項目普通コンクリートの値備考
設計基準強度(Fc)18〜36 N/mm2(一般範囲)用途・荷重条件により選定
水セメント比(W/C)65%以下耐久性確保のための上限
空気量4.5%±1.5%(AEコンクリート)凍害・ワーカビリティ対策
単位容積質量約2.3 t/m3設計荷重の計算に使用

まとめ

今回は普通コンクリートについて説明しました。普通コンクリートの調合に関する規格は覚えておきたいですね。また、コンクリートを構成する材料の特徴(セメント、骨材)に関しても、理解しましょう。下記の記事が参考になります。

骨材とは?1分でわかる意味、種類、割合、粗骨材と細骨材の違い、コンクリートとの関係

セメント・モルタル・コンクリートの違い:構成・用途・強度を比較

コンクリートの比重は?鉄筋コンクリートとの違い、骨材、鉄筋の影響

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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