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二等辺三角形の高さは、三角形の頂点から垂線を引いて直角三角形をつくり「ピタゴラスの定理」又は「三角比」の関係から計算します。ピタゴラスの定理を使う場合は、斜辺と底辺の長さが既知、三角比の関係から求める場合は「斜辺又は底辺、および角度」が既知のとき使えます。今回は、二等辺三角形の高さの求め方、計算、辺の長さ、角度との関係、角度が30度の高さについて説明します。二等辺三角形の詳細は下記が参考になります。
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二等辺三角形の高さは、三角形の頂点から垂線を引いて直角三角形をつくり「ピタゴラスの定理」又は「三角比」の関係から求めます。
下図をみてください。斜辺をa、底辺をb、高さをhとします。2つの斜辺は等しい(両方ともa)ので二等辺三角形です。
二等辺三角形の頂点から垂線を引くと2つの直角三角形がつくれます。また、底辺は必ず二等分されます(斜辺が等しいため)。よって、直角三角形の底辺=b/2です。
斜辺と底辺の長さが既知かつ直角三角形なので「ピタゴラスの定理」を用いて、高さを算定できます。※ピタゴラスの定理は下記をご覧ください。
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ピタゴラスの定理を用いて、hを求める公式は下記となります。
上式を使って高さを求めます。例えば斜辺a=10cm、底辺b=10cmの二等辺三角形の高さは、
です。
また、斜辺と底辺の一方が未知数でも角度が分かっていれば、高さが算定できます。
二等辺三角形の角度がθ、斜辺はaとします。高さhは三角比の関係より
です。三角比の詳細は下記が参考になります。
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また、二等辺三角形の底辺、角度との関係は下記をご覧ください。
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下図に角度が30度の二等辺三角形を示しました。
前述したように角度と「底辺または高さ」の一方が既知であれば、高さを算定できます。斜辺が10cmなので、
です。Sin30の値は下記が参考になります。
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今回は、二等辺三角形の高さについて説明しました。二等辺三角形の高さは「ピタゴラスの定理」又は「三角比」の関係から算定できます。まずは、ピタゴラスの定理の考え方、三角比を勉強しましょう。下記が参考になります。
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