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ひずみテンソルの工学的な意味を考えてみましょう。
ひずみテンソルの式は3次元ですが、簡単のために2次元の問題で考えます。下の図のように棒の変形を考えます。
例えば、σxの応力によってΔlだけ変形するとき変位は
です。以上のことから、テンソル表示を行っている変位u1を工学的に表してみましょう。長さや変位は1:1の関係で対応しているので、
ですね。今、x1軸方向の変位のみ考えているので、ひずみテンソルの式は
となります。一方、軸方向のひずみは「変形した長さ÷もとの長さ」ですので、上図より
です。以上のように、
同様の手順で、x2,x3方向について考えると、
となります。
図に示すような物体が純せん断を受けている状態の変形を考えます。
ブロックがせん断力τ12を受けて微小な角θだけせん断変形した場合を考えます。ひずみテンソルの式から、
ですね。また、材料力学では以下のように工学ひずみを考えました。
角度が微小と考えれば以上の関係が成り立ち、
よって、
同様に他の軸についても考えると、
です。
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