【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
さて、次のように2乗の変化を変化前の座標で表した式から、ひずみテンソルの式を導きました。
以上のように定義される歪テンソルの式を「ラグランジュのひずみテンソル」といいます。一方、変形後の座標で表したものをオイラーの歪テンソルといいます。
この2つの式に付いて関係性を確認してみましょう。
以前「ひずみテンソルについて」で求めた式は上記に示すように、「変形前の座標で表した」ものです。
よって、まずは「変化後の座標で」ひずみテンソルの式(オイラーのひずみテンソル)を表してみましょう。
と変化前の座標で定義すれば、歪テンソルの式は
となります。擬標の扱いに慣れていない人は、急に添え字がkに替っていて戸惑うかもしれませんが、全く同じ式を変換しただけですね。良く見るとわかりますよ。以上の式に関して次式を定義します。
よって、ひずみの式は結局、
ですね。
ここで、計算を整理すると(「歪テンソル」で示したものと同様の計算過程なので省きます)
さらに、微小変形理論から非線形項は無視すると、
とすれば、
です。以上のように、ラグランジュのひずみとオイラーのひずみの差は、微小変形理論を用いると、無くりなりましたね。
要するに、変形後の座標で表したものが「ラグランジュの歪テンソル」変形前の座標で表したものが「オイラーの歪テンソル」です。微小変形理論を用いると、両者の差はなくなるよという証明です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート