この記事の要点
建築のコア=設備スペース・耐震要素・共用スペースなどが集中配置された建築物の核
センターコア:平面の中心に配置。偏心が少なく耐震性が良い。高層建物に向く
偏心コア:ある面に偏って配置。偏心率が大きくなり、高層化には不向き
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建築のコアとは、建築物の核となる部分です。
「核」とは、物事の中心という意味があります。
建築物のコアには、設備スペースや耐震要素、共用スペースなどが集中的に配置されています。
建築物が成立するために必要な部分が集中的に配置された箇所と考えてください。
今回は、建築のコアの意味、センターコア、偏心コア、分散コアとの違いについて説明します。
偏心は、下記が参考になります。
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建築のコアは、建築物が成立するために必要な部分が、集中的に配置された部分です。建築物の核(物事の中心)となる部分です。コアには、主に
・設備スペース
・耐震要素(地震力に抵抗する構造部材)
・共用スペース
が配置されます。コアを配置することで、構造、意匠、設備計画の合理性を図ることが可能です。
一方で、避難計画や構造計画に注意する必要もあります。
偏心コア、センターコアの違いを下記に整理しました。
偏心コア ⇒ 建築物の、ある面にのみ設置されたコア。
コアが偏心しているので、偏心率が大きくなる。
高層化は向いていない。
センターコア ⇒ 建築物の平面の中心に設置されたコア。
偏心しないので構造的に望ましい。
高層化にも向いている。
偏心コアは、下図のようにコアがある面に偏って配置されたものです。
コアには耐震要素があります。建物の重心に対して、耐震要素の位置が偏るのは構造的にデメリットが大きいです。これを偏心率が大きいといいます。偏心率が大きな建物は、バランスが悪く、地震に対して弱いといえます。偏心率の意味は下記が参考になります。
前述の構造的な理由より、高層建物などには向きません。
センターコアは、下図のように平面の中心に設置されたコアです。
建物の重心と、耐震要素の位置に偏りが無いので偏心コアに比べて耐震性が良いです。
混同しやすい用語
センターコア
建築物の平面の中心に設置されたコア。
偏心が小さく耐震性が高い。
高層ビルに適する
偏心コア
建築物のある面に偏って設置されたコア。
偏心率が大きくなりバランスが悪い。
高層化には不向き
建築のコアを整理した表を示します。
| 項目 | センターコア | 偏心コア |
|---|---|---|
| コアの位置 | 平面の中心 | ある面に偏った位置 |
| 偏心率 | 小さい(耐震性が高い) | 大きい(耐震性が低い) |
| 高層建物への適性 | 適している | 不向き |
今回は建築のコアについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。コアは、建築物の核となる部分です。主に、地震力に抵抗する耐震要素や、設備スペース、共用スペースなどを配置します。下記など併せて参考にしてください。
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