【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
シルトとは、粒径が0.074~0.005mmの土粒子のことです。
ただし、アメリカやイギリスなどではシルトの定義が異なります。※アメリカでは0.074~0.002mmの土粒子がシルトです。
今回は、シルトの意味、粘土との違い、液状化との関係について説明します。なお、シルトは細粒分に該当します。
細粒分の意味は、下記が参考になります。
細粒分とは?1分でわかる意味、読み方、粘性土、液状化との関係
シルトとは、粒径が
0.074~0.005mm
の土粒子です。比較的細かい粒径の土粒子だと考えてください。シルトより細かい土粒子を「粘土」といいます。
また、シルトや粘土は、粒径だけでなく液性限界の大小でも区別します。
シルトや粘土のように、粒径が細かい土粒子を「細粒分」、大きな粒径の土粒子を「粗粒分」といいます。細粒分、粗粒分の意味は下記が参考になります。
細粒分とは?1分でわかる意味、読み方、粘性土、液状化との関係
粗粒分とは?1分でわかる意味、読み方、細粒分との違い、工学的分類法
土粒子の区分は、建築物の構造設計では、
直接基礎の地耐力
杭基礎の支持力
液状化の判定
などに影響します。ただし、シルトは実用上、「粘土」と同様に考えます。※粘土の意味は、下記が参考になります。
粘性土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、液状化、内部摩擦角
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
シルトと粘土の違いを下記に整理しました。
シルト ⇒ 0.074~0.005mmの粒径の土粒子のこと
粘土 ⇒ 0.004mm以下の粒径の土粒子のこと
粘土の特徴は、下記が参考になります。
粘性土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、液状化、内部摩擦角
シルトは、粘土と同様の性質を持ちます。粒径が細かいため、透水性が低いです。
液状化は砂質土で起きやすい現象です。シルト層では、液状化は起きにくいです(ただし、液状化発生の可能性はゼロではない)。
シルトと液状化の関係は、下記の記事も参考になります。
今回はシルトについて説明しました。シルトは、0.074~0.005mmの粒径の土粒子です。
粘土より大きく、細砂より小さな粒径です。特徴は粘土と似ています。
構造計算の実務では、シルトは「粘性土」と同等の扱いです。シルトの定義、特徴を覚えてくださいね。
細粒分、粘性土の意味も併せて理解しましょう。下記が参考になります。
細粒分とは?1分でわかる意味、読み方、粘性土、液状化との関係
粘性土とは?1分でわかる意味、読み方、特徴、液状化、内部摩擦角
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート