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シルトとは?粒径・粘土との違い・液状化リスク・シルト層の特徴

この記事の要点

シルトとは、粒径0.005〜0.074mmの土粒子で、細粒分に該当します(日本基準)。

粘土(5μm未満)より粒径が大きく、米国・英国などでは定義が異なります。

本記事ではシルトと粘土の違い・液状化リスク・シルト層の特徴を解説します。

この記事では、シルトとは何か、粘土とどう違うのか、液状化リスクとは何か、シルトにはどのような特徴があるのかを整理します。

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シルトとは、粒径が0.074~0.005mmの土粒子のことです。


ただし、アメリカやイギリスなどではシルトの定義が異なります。※アメリカでは0.074~0.002mmの土粒子がシルトです。


今回は、シルトの意味、粘土との違い、液状化との関係について説明します。なお、シルトは細粒分に該当します。


細粒分の意味は、下記が参考になります。

細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)

シルトとは?

シルトとは、粒径が


0.074~0.005mm


の土粒子です。比較的細かい粒径の土粒子だと考えてください。シルトより細かい土粒子を「粘土」といいます。


また、シルトや粘土は、粒径だけでなく液性限界の大小でも区別します。

土粒子の粒径



シルトや粘土のように、粒径が細かい土粒子を「細粒分」、大きな粒径の土粒子を「粗粒分」といいます。細粒分、粗粒分の意味は下記が参考になります。

細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)

粗粒分とは|読み方・細粒分との違い・工学的分類(そりゅうぶん)


土粒子の区分は、建築物の構造設計では、


直接基礎の地耐力

杭基礎の支持力

液状化の判定


などに影響します。ただし、シルトは実用上、「粘土」と同様に考えます。※粘土の意味は、下記が参考になります。

粘性土(ねんせいど)とは?特徴・液状化しにくい理由・内部摩擦角

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シルトと粘土との違い

シルトと粘土の違いを下記に整理しました。


シルト ⇒ 0.074~0.005mmの粒径の土粒子のこと

粘土 ⇒ 0.004mm以下の粒径の土粒子のこと


粘土の特徴は、下記が参考になります。

粘性土(ねんせいど)とは?特徴・液状化しにくい理由・内部摩擦角

シルトと液状化との関係

シルトは、粘土と同様の性質を持ちます。粒径が細かいため、透水性が低いです。


液状化は砂質土で起きやすい現象です。シルト層では、液状化は起きにくいです(ただし、液状化発生の可能性はゼロではない)。


シルトと液状化の関係は、下記の記事も参考になります。

ダイレイタンシーの基礎知識と液状化の関係

シルトを整理した表を示します。

項目粒径範囲特徴
粘土0.005mm未満最も細かい、塑性あり
シルト0.005~0.074mm粘土に近い性質
0.074~2.0mm粗粒分に該当

まとめ

今回はシルトについて説明しました。シルトは、0.074~0.005mmの粒径の土粒子です。


粘土より大きく、細砂より小さな粒径です。特徴は粘土と似ています


構造計算の実務では、シルトは「粘性土」と同等の扱いです。シルトの定義、特徴を覚えてくださいね。


細粒分、粘性土の意味も併せて理解しましょう。下記が参考になります。

細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)

粘性土(ねんせいど)とは?特徴・液状化しにくい理由・内部摩擦角

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理解度チェック

Q.

シルトとは?

粒径0.005〜0.074mmの土粒子で、細粒分に該当します(日本基準)。

Q.

シルトと粘土の違いは?

シルトは粘土(5μm未満)より粒径が大きい土粒子です。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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