この記事の要点
細粒分含有率Fcとは、土の炉乾燥質量に対し75μm通過分が占める割合を質量百分率で表した値です。
計算式は「細粒分含有率=100×(m-mo)/m」(m=土の質量、mo=75μm通過分の質量)です。
細粒分含有率は液状化の発生にも影響し、本記事ではシルト・含水比との関係も解説します。
この記事では、細粒分含有率とは何か、細粒分含有率はどう求めるのか、シルトとは何か、細粒分含有率はどう読むのかを整理します。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
細粒分含有率(さいりゅうぶんがんゆうりつ)とは、
土の炉乾燥質量に対して金属製網ふるい75μm通過分の炉乾燥質量が占める割合を、質量百分率で表したものです。
土の質量をm、75μmを通過した土の質量をmoとします。細粒分含有率=100×(m-mo)/mで計算します。
細粒分含有率は液状化の発生にも影響します。今回は、細粒分含有率の意味、含水比、シルト、液状化との関係について説明します。
細粒分の意味、液状化との関係は下記が参考になります。
細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)
細粒分含有率(さいりゅうぶんがんゆうりつ)とは、下式で計算する値です。細粒分含有率の単位は%です。
Fc=100×(ms-mos)/ms
Fcは細粒分含有率、msは土の炉乾燥質量(乾燥炉で水分を蒸発させた土)mosは75μmのふるいを通過した土です。
簡単に言うと、土の中に含まれる細粒分(75μm未満の粒径の土)の割合です。
細粒分含有率の試験方法はJISA1223に規定されます。土をふるいにかけて75μmを通過した土の質量を計測する試験ですが、方法が細かく決まっています。
なお75μm未満の粒径を「細粒分(さいりゅうぶん)」といいます。下図をみてください。これが粒径と土粒子の分類です。
細粒分の詳細は下記が参考になります。
細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
細粒分含有率の「細粒分」とは、75μm未満の粒径の土でした。その中でも、粒径によりシルトと粘土に分類されます。
・シルト ⇒ 75μm未満から5μmの粒径
・粘土 ⇒ 5μm未満の粒径の粒径
※シルト、粘土の詳細は下記が参考になります。
シルトとは|粒径・粘土との違い・液状化リスク・シルト層の特徴
粘性土(ねんせいど)とは?特徴・液状化しにくい理由・内部摩擦角
含水比とは、土に含まれる水の割合です。詳細は下記が参考になります。
細粒分含有率と含水比には、下記の関係があります。
細粒分含有率が大きいほど、間隙比と含水比が大きい。
間隙比の詳細は下記をご覧ください。
また、細粒分含有率、含水比は液状化に影響します。
液状化の起きやすい地盤は「地表面から20m程度以内の深さの沖積層で、細粒分含有率が35%以下の土層」です。
さらに、細粒分含有率と含水比が大きいほど、「液状化は起きやすい」といえます。
細粒分含有率を整理した表を示します。
| 項目 | 定義 | 判定基準 |
|---|---|---|
| 細粒分含有率 | 75μm未満の粒子の割合 | 液状化判定に使用 |
| 細粒土 | 粗粒分50%以下 | 粘土・シルトが多い |
| 粗粒土 | 粗粒分50%超 | 砂・礫が多い |
今回は細粒分含有率について説明しました。簡単にいうと、75μmのふるいを通過した土の質量と、通過前の土の質量との割合です。
用語は難しそうですが、簡単な計算式で求めることができます。細粒分の意味も理解しましょう。下記も勉強しましょう。
細粒分とは|読み方・粒径の定義・粘性土・液状化との関係(さいりゅうぶん)
シルトとは|粒径・粘土との違い・液状化リスク・シルト層の特徴
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
細粒分含有率Fcとは?
土の炉乾燥質量に対し、75μm通過分の炉乾燥質量が占める割合を質量百分率で表した値です。
細粒分含有率の計算式は?
細粒分含有率=100×(m-mo)/m です(m=土の質量、mo=75μm通過分の質量)。
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

試験での問われ方|管理人の一言