この記事の要点
割栗地業とは、根切り底に割栗石・砂利などを敷き詰めて締め固める作業で、根切り底を安定させる目的がある。
割栗石は岩石を砕いた100〜200mm程度の大径のもので、砕石より径が大きくコストも高い。
割栗地業は最初に行う基礎工事であり、捨てコンや基礎部材を水平に打設するために必要。
砕石地業との違いは使用材料(割栗石 vs 砕石)の径の違いである。
この記事では、割栗地業とは何か、砕石地業とどう違うのか、割栗事業とは何かを整理します。
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割栗地業(わりぐりじぎょう)とは、根切り底に割栗石、砂利などを敷き詰めて、締め固める作業です。
根切りした地面は柔らかいため、土を締め固める目的があります。
今回は割栗地業の意味と目的、基礎工事、砕石地業との違い、割栗石との関係について説明します。
割栗石、砂利地業の意味は、下記が参考になります。
砂利地業とは?1分でわかる意味、厚さ、単価、締固め、基礎との関係
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割栗地業(わりぐりじぎょう)は、根切りした地盤面に割栗石、砂利などを敷き詰めて締め固める作業です。下図をみてください。根切りした(地盤を掘削すると)地盤の底は、柔らかくなっています。
そのまま捨てコン、基礎を打設すれば正確に「水平」を出すことができません。根切り底が安定するよう、割栗地業を行います。なお、割栗地業は砂利事業ともいいます。砂利事業の意味は、下記が参考になります。
砂利地業とは?1分でわかる意味、厚さ、単価、締固め、基礎との関係
砂利の種類として、再生クラッシャラン、砕石、割栗石などがあります。割栗石を用いる地業が割栗地業です。なお割栗石は、砕石に比べて単価が高い傾向にあります。
なお、割栗地業や砂利事業の締固め方法は、ランマ―を用いた締め固めなどがあります。詳細は、公共工事標準仕様書などが参考になります。
割栗地業、砂利事業は、最初に行う基礎工事です。構造部材に直接の影響は無いですが、根切り底を安定させることで、捨てコンや基礎部材を水平に打設できます。
割栗地業と砕石地業の違いは、
割栗石
砕石
の違いです。割栗石と砕石は、両方とも岩石を砕いたものですが、割栗石の径は砕石より大きいです。割栗石と砕石の違いは、下記が参考になります。
割栗地業には、割栗石を用います。割栗石は岩石を砕いたもので径が大きい特徴があります。詳細は、下記が参考になります。
混同しやすい用語
割栗地業を整理した表を示します。
| 項目 | 割栗地業 | 砕石地業 |
|---|---|---|
| 使用材料 | 割栗石(径100〜200mm) | 砕石(割栗石より径が小さい) |
| コスト | 高い | 安い傾向 |
| 目的 | 根切り底を安定させ捨てコン・基礎を水平に打設する | 同上 |
今回は割栗地業について説明しました。
意味や目的が理解頂けたと思います。
根切り底は父が柔らかいです。
そのままでは、正確に捨てコンや基礎を設置できません。
安定化の目的で割栗地業を行います。
割栗地業と似た用語の砂利事業、割栗石と砕石の意味など、併せて勉強しましょうね。
下記が参考になります。
砂利地業とは?1分でわかる意味、厚さ、単価、締固め、基礎との関係
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
割栗地業の目的(根切り底の安定化)を押さえましょう。
割栗石と砕石の違い(径の大きさ・コスト)も試験で問われやすいです。
割栗石はJIS A5006に規定され、径100〜200mm程度という定義も確認しておきましょう。