この記事の要点
砂利地業とは、根切りした地盤面(根切り底)に砂利や砕石を敷き詰め、根切り底を安定化する作業である。
一般的な厚さは60mm程度(必要に応じて100mm程度まで)。
締固めはランマー3回・振動コンパクター2回程度を行う。
地盤改良を行う場合、砂利地業は不要となる。
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砂利地業は、根切り底に敷く砂利や砕石を敷く作業のことです。根切りした地盤面は、土が柔らかいです。
柔らかい土を固める目的で、砂利事業を行います。今回は、砂利地業の意味、厚さ、単価、締固め、基礎との関係について説明します。
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砂利地業とは、根切りした地盤面(根切り底)に砂利を敷く作業です。※根切り底の意味は、下記が参考になります。
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砂利地業は、根切りした地盤面(根切り面)を安定させる目的があります。
根切りを行った地盤面は、土が柔らかくなっています。地面をスコップで掘ってみましょう。
一度掘ると、土が柔らかくなりますよね。同様に、根切りした地盤は柔らかいです。
このまま、上に捨コンを敷くと、捨コンが沈下や傾きを起こす可能性があります。
そこで、砂利や砕石を敷くことで、根切り面を安定化(傾き、沈下が起きないよう)させます。
※砕石、地業の意味は、下記が参考になります。
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砂利地業は「じゃりじぎょう」または「じゃりちぎょう」と読みます。「じゃりじぎょう」と読む方が多いです。
砂利地業の厚さは、60mm程度が一般的です。ただし、必要に応じて砂利厚を100mm程度まで厚みします。なお、地盤改良を行う場合、砂利事業は不要です。
砂利地業の単価は、使う砂利の種類で違います。下記に砂利材の単価を示します(参考)。
再生クラッシャラン ⇒ 1200~1400円/m^3
砕石(クラッシャラン) ⇒ 4000~4500円/m^3
割栗石 ⇒ 5000~6000円/m^3
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砂利地業は、下記の手順で締固めを行います。
・根切り底に砂利を敷く
・その後、締固めを行う。締固めは、ランマ―3回、振動コンパクター2回程度とする。
下図をみてください。基礎のフーチング直下に、捨てコンクリート、その下に砂利があります。
混同しやすい用語
砂利地業を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 砂利地業の目的 | 根切り底の安定化 | 傾き・沈下防止 |
| 砂利地業の厚さ | 60mm程度(最大100mm) | 地盤改良時は不要 |
| 砂利材料の単価目安 | 再生CR:1,200?1,400円/m3 | 割栗石:5,000?6,000円/m3 |
今回は砂利地業について説明しました。砂利地業は、根切り底に砂利を敷き詰める作業です。
根切り底の安定化を図るために行います。砂利地業の目的を覚えてください。
また、根切り、砕石の意味など、併せて勉強しましょう。下記の記事が参考になります。
根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
砂利地業の目的(根切り底の安定化)と厚さ(60mm程度)は試験で問われやすいポイントです。砂利地業・割栗地業・砕石地業の違いも整理しておきましょう。地盤改良を行う場合は砂利地業が不要になる点も覚えておくと応用が利きます。