【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
砂利地業は、根切り底に敷く砂利や砕石を敷く作業のことです。根切りした地盤面は、土が柔らかいです。
柔らかい土を固める目的で、砂利事業を行います。今回は、砂利地業の意味、厚さ、単価、締固め、基礎との関係について説明します。
※地業工事、砕石の意味は、下記が参考になります。
地業工事とは?1分でわかる意味、読み方、種類、土工事との違い
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
砂利地業とは、根切りした地盤面(根切り底)に砂利を敷く作業です。※根切り底の意味は、下記が参考になります。
根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係
砂利地業は、根切りした地盤面(根切り面)を安定させる目的があります。
根切りを行った地盤面は、土が柔らかくなっています。地面をスコップで掘ってみましょう。
一度掘ると、土が柔らかくなりますよね。同様に、根切りした地盤は柔らかいです。
このまま、上に捨コンを敷くと、捨コンが沈下や傾きを起こす可能性があります。
そこで、砂利や砕石を敷くことで、根切り面を安定化(傾き、沈下が起きないよう)させます。
※砕石、地業の意味は、下記が参考になります。
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
地業工事とは?1分でわかる意味、読み方、種類、土工事との違い
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
砂利地業は「じゃりじぎょう」または「じゃりちぎょう」と読みます。「じゃりじぎょう」と読む方が多いです。
砂利地業の厚さは、60mm程度が一般的です。ただし、必要に応じて砂利厚を100mm程度まで厚みします。なお、地盤改良を行う場合、砂利事業は不要です。
砂利地業の単価は、使う砂利の種類で違います。下記に砂利材の単価を示します(参考)。
再生クラッシャラン ⇒ 1200~1400円/m^3
砕石(クラッシャラン) ⇒ 4000~4500円/m^3
割栗石 ⇒ 5000~6000円/m^3
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
割栗石とは?1分でわかる意味、定義、比重、砕石との違い、基礎との関係
砂利地業は、下記の手順で締固めを行います。
・根切り底に砂利を敷く
・その後、締固めを行う。締固めは、ランマ―3回、振動コンパクター2回程度とする。
下図をみてください。基礎のフーチング直下に、捨てコンクリート、その下に砂利があります。
今回は砂利地業について説明しました。砂利地業は、根切り底に砂利を敷き詰める作業です。
根切り底の安定化を図るために行います。砂利地業の目的を覚えてください。
また、根切り、砕石の意味など、併せて勉強しましょう。下記の記事が参考になります。
根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート